今日は仕事、いろんなことがありました。
一つの儚い命の終わりに立ち会いました。
思ったことを少し。
いくつになっても命の尊さはみんな平等。
どんな人でも、生きていれば幸せになれる可能性があるし、喜びを感じられる可能性があるのだと思うんです。
でも、死んでしまったら、そんな素敵な可能性はなくなってしまうんです。
すごく悲しいよね。
私が関わった人は、体調が悪くても、高齢でも、元気になろうと頑張ろうとしてた。
歩きたい。歩けたら、喜び、幸せ、楽しさに出会えるから。
そんな姿を見たかった。
歩いて、幸せを感じて、元気になれてよかったと話している笑顔が見たかった。
今日、それは叶わなくなってしまったけど。
あの世があるなら、体が自由に動かせて幸せそうに笑っていてくれますように。。
そう願わずにはいられません。
私は普段、辛いことが続いたり、絶望的なことがあると、ふいに死にたいー。なんて思っちゃうこともあるけど。。
死んだら、生けていなきゃつかめない可能性まで断ってしまうんだと思うと、死にたいなんて思うことが本当に馬鹿げてたんだなと感じる。
今回のことに触れて、強くそう思ったのでした。
患者さんとのお別れは何度経験しても慣れないものです。
お別れの度に心が裂けそうです。
今日も、考えてしまうと涙が止まらない。
でも、私は患者さんの家族ではない。看護師です。
心が裂けそうでも、また明日も死と隣り合わせの病棟へ行かなきゃならないんだなぁ。
辛いけど、頑張るしかない。
そんなことを考える金曜の夜です。