歯科で手術の経験がない方は、インプラント埋入手術にあたってどのくらい痛い手術なのか、気になるでしょう。
どこの歯科医の手術でも、強い痛みを感じることはないと思ってください。
手術部位には麻酔をしっかり効かせて手術の本番に入るためです。
術後、腫れがでるのに伴って痛みを感じることもあります。
痛み止めの頓服薬を処方されることが多く、痛みを我慢できないというケースはほとんどありません。
本当に選りすぐりのインプラント専門の歯科医に出会おうとすれば、海外で治療を受けるというのもありえます。
そもそもインプラント治療は北欧で発達しており、世界各国の歯科医が、腕を磨くために訪れています。
寿命の長い、しっかり噛める歯を望むなら、すぐにあきらめることなく、可能な限りの情報を集めるしかありません。
よく耳にするようになったインプラントは、どんな治療かというと、「インプラント(埋め込む)」という意味の示す通り、穴を開けた顎骨に「インプラント体」と呼ばれる人工の歯根を埋め込んで、その上から人工歯を装着する施術です。
手間や費用は非常にかかりますが、そのぶん綺麗な見た目に仕上がりますし、食べ物も噛みやすいのです。
インプラントの施術には、歯科医師に加えて、義歯を作る歯科技工士の洗練されたセンスとスキルを置いて語れません。
そのくらい高度な技術がつぎ込まれた施術で、勿論それだけ治療費は高額になりますが、効果もまた高いと言えます。
インプラント治療の成果を左右する生活習慣はいくつかありますが、その中でも喫煙の影響は決して看過できるものではありません。
インプラント治療には数ヶ月、あるいはそれ以上かかる覚悟をしなければなりませんが、人工歯根の周りに組織が形成され、自分の歯のように安定することがその後の治療に関わる重要な問題です。
組織の形成には、タバコのニコチン、一酸化炭素などが例外なく阻害する働きをします。
インプラント治療のために何でもできると思うなら、思い切って、治療が終わるまでの間はつらくても禁煙するのが正解です。
インプラントならば、他の人工歯と比べても自分の歯に近い感じで噛めるので、ガムを噛むときに、噛み心地を楽しめるのはこの治療の良さでもあります。
自分の歯の上から人工歯をかぶせたブリッジや入れ歯と異なり、歯根はねじのような形状で骨に埋め込まれており、歯が取れるのではと心配する必要はありません。
人工歯の歯根と義歯は、ガムをいくら噛んでも取れないくらい頑丈です。
もう、こわごわキシリトールガムを噛むこともないのです。