この前読んだこんな記事から
news.nicovideo.jp
重要性の原則って確かに会計士業界独特なんですかね。
転職して会計事務所に移って、監査に行った時の衝撃はすごかったです。
精査…?精査するんですか?っていう。
重要性の原則はある程度のラインを決めて、それ以下は見ない、というものです。
これは公認会計士に求められているのが、重要な虚偽表示がないことを合理的な水準で確かめる、というこに由来します。
つまり、重要じゃない間違えはどうでもいいのです。
会社の規模にもよりますが、1000円なんてのはどうでもいいということになります。
こういう考え方は大企業だとすんなり理解できます。全部見ようとしても見れないので、重要なところだけね。っていう。
しかし、小さい会社だと全部見れてしまうんです。
全部見れるなら見るのか、全部見れるけど見ないのか、そこが分かれ目ですね。
私は全部見れるからといって、見る必要はないと思っています。そこまでは求められていないので。
ここが税理士との違いだなーとつくづく思います。
税理士は1円の計算ミスも許さないので。
会計事務所は税理士がやっていることが多いので、そうなってしまうんですかね。
この辺の考え方を変えるだけで、随分楽になると思うんですけどね。
過剰サービスも考えものだなーと思いました。