生活習慣が乱れたままの状態を続けていると脱毛サイクルが発毛を上回ることで薄毛が進んだり、頭皮のトラブルなどが進んで皮膚の状態が悪いときには育毛剤の使用すらできなくなってしまいます。
育毛用のケア製品を使うことを検討されているようでしたら、従来の生活習慣をできるところから改善していくよう努めてください。
なかでも大事なのは、食事と睡眠でしょう。
食生活の偏重や睡眠不足(入眠しにくい、朝起きてしまうなどの睡眠障害を含む)は、肌や再生や発毛サイクルを乱し、抜け毛の原因になるので、見直していきたいところです。
生活習慣の乱れといったマイナス要因をひきずりながら育毛剤や薬を使用しても効果は表れにくいはずです。
健康的な状態に近づけて、効果が得られやすいようにしていきましょう。
現在の薄毛がAGAによるものなのかや、将来的にAGAを発症する可能性がどれだけあるかを判断できるAGA遺伝子検査は、治療方針を立てる上で非常に有効です。
どんなに年をとっても遺伝子パターンが変化することはないですし、検査した上で得られた結果(AGAになる可能性)は何度検査しようと変わりません。
検査そのものはAGA治療を受け付けている医療機関であれば何科であろうと出来るものですが、まだ病院に行くほどでないと感じたり、節約優先で検査したい時は、AGA遺伝子検査キットをネットで買えば病院に行かずに検査することも可能です。
薄毛の改善を願うのであれば、まずしっかりとした睡眠をとることが重要です。
日頃からよく寝れない人や、そもそもよく眠れていなかったりという場合には、髪に悪影響なので、育毛のためには睡眠にも気を配る必要があります。
つい気を抜くと普段からやってしまいがちな、寝る前の飲食をやめること、入浴、テレビやスマホの液晶画面を見ないことが、睡眠の質の向上につながるでしょう。
育毛に関してよく言われるのが、ワカメを食べると髪が増えて健康的な毛髪になるという話です。
当然のように言われてきた俗説ですが、科学的な実証はされておらず、育毛治療に使える可能性は低いです。
海藻類のもつ栄養素の中で育毛を促す可能性があるものといえば、ヨウ素とフコイダンと言えるかもしれません。
これらは免疫力を上げ甲状腺機能を働かせて身体を元気にする作用があるため、間接的に育毛に繋がるという意味ではワカメの摂取も無駄ではありません。
髪の発育に一役買うものというと、意外とたくさんのものが挙げられます。
そのうちの一つとして挙げられるのが、はちみつです。
ミツバチが丹精こめてつくる蜂蜜には、葉酸、ビタミンB1、B2といったビタミン類や、鉄分、カルシウムなどなど、ミネラル類もたくさん含まれています。
蜂蜜と胡麻を一緒に摂取すれば、はちみつとゴマがお互いに効果を高めあうことが期待されますので、朝食はハチミツゴマペーストをパンに塗ったものを食べる、と決めるなどして、自分の食べやすい方法で、同時に摂ることを日々こころがけてみてください。
それに、蜂蜜を、シャンプーやリンスに入れることによって、頭皮や髪への刺激を和らげることができるでしょう。