たんぱく質、亜鉛、ビタミンB群、このどれもが、育毛治療の効果を促進する栄養素だと言えます。
たんぱく質のケースでは、たんぱく質はアミノ酸が集まって出来たものですが、このアミノ酸が、ケラチンという毛髪の主成分を構成するために必要になるのです。
なお、このケラチンが作りだされるためには、亜鉛が必要になります。
さらに、発毛を促し髪の毛を成長させる毛母細胞は、ビタミンB群によって活性化します。
たんぱく質は豆腐などの大豆製品に、亜鉛は牡蠣に多く含まれ、ビタミンB群ならば、緑黄色野菜やレバーが代表的です。
肌のハリツヤを上げるためにコラーゲンが効果的だと聞いたことがある方も多いと思いますが、このコラーゲンは、育毛にも役に立つのです。
健康的な肌質に重要な真皮層は肌の下の部分のことで、コラーゲンが7割を占めていて、これが不足すると皮膚が硬くなりハリがなくなります。
これは皮膚の一部である頭皮も同様の危険性があります。
若々しく健康的な頭皮であれば代謝が上がる事で老廃物が排出され、健康的な髪の成長に役立ちます。
ただの水ではなく炭酸水を使って洗髪すると、さっぱり感じられて良い気持ちなだけではなく、育毛の面でも有効です。
泡が弾ける時の刺激がマッサージのように頭皮に伝わり、血液がよく流れるようになりますし、頭皮の毛穴に詰まった汚れもよく落ちます。
どんな市販の炭酸水を使ってもかまいませんが、どちらかというと軟水にした方が硬水よりも泡立ちを邪魔しないため優れていると言えます。
健康的な頭皮を持つ人は必要な分だけの脂分があり、頭皮が潤っています。
頭皮の血行が良くなる事によって、髪が育ちやすい、ベストな状態を維持できます。
頭皮を温める。
それは新陳代謝の向上にもつながり、元気な髪の成長に、大変貢献するでしょう。
そのため、血行の良い頭皮を目指して、毎日奇麗に汚れを落としてください。
効果的な対策に、ホットパックや優しくマッサージする事などもあげられます。
とにかく頭皮を温める事が、育毛への大きな手助けになるでしょう。
毎日、髪に使うものと言えば、くしやヘアブラシではないでしょうか。
頭皮や髪に一番長く触れるものですから、育毛中は髪や頭皮に良いくしやヘアブラシを使いましょう。
もし先端がとがっているものを使うと、頭皮に触れて傷がつく可能性がありますし、ナイロンブラシは静電気で毛髪が絡むので止めておきましょう。
少しだけ高価になるとはいえ、100%天然素材のものの方が良いでしょう。