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とけいだい

先月札幌に行ったときに

あまりに有名な時計台を見てきました


日本三大がっかり名所


なんてあまりに不名誉な称号

同情と好奇心から


早朝5時過ぎにホテルを抜けて

散歩がてら歩くこと、30分

ほのかな薄明かりの中に


時計台と出会いました


ただ、ただ素直に

衝撃、感動しました


以前、修学旅行で見たときは

完全に馬鹿にしてたのに

笑い飛ばしてたのに


今回はとても笑えない

むしろ敬意さえ感じました


そこには確かに

時間と空間を超越した存在

歴史と風雪を積み重ねた

重厚さがありました


ただそこにあることが尊い


むしろ高さを競い、デザイン的な

タワーみたいなものには中身を感じません


歴史、時間は唯一無二で

尊い気がします


だから例え周りの環境が劣悪で

高層建築のなかのちっぽけな存在であっても

時計台そのものの価値はなんら変わらない

むしろ環境、周りの没個性の建物こそが

がっかりな気がします


周りの付加価値、評価に流されず

そのものの本質を感じられるような

そんな観察者になりたいものです



時計台は白日のしたよりも

薄明かりの方が

素敵なのかもしれません

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