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まっとうする

無為作佛





病魔拘執険艱童

累日力争成徳通

触処生涯随分足

無為作佛楽天翁





久しぶりに漢詩作ってました



というよりも作りたかったから



(伝えたかったから)



苦しみの



哀しみの



険しい人生の先には



安らぎがあるかもしれない



乗り越えたいから



乗り越えてほしいから





感動しました



人権学習で

ハンセン病患者の人の話を聞いて



あぁ、この人はホトケだと感じた



わずか10歳で

人生が「限られて」



島での隔離生活



人間の尊厳を踏みにじられた



艱難辛苦の人生



でもその人は今

この年、70歳前後になって



自分の人生捨てたもんじゃなかった



得難い「力」を

(病に)与えてもらった



誰よりも他人の痛みが分かる立場なんだ



病と伴に生きる



生き抜く



絶対に過去に囚われない



今を生きるんだ






人間って強い



でも弱くて



それでも生き抜いた、その先は



己れの天命を、使命を、与えられたものを



まっとうするなら


乗り越えられたなら





そこは安らかな場所なのかもしれない








駄作解説



無為に作佛する



病魔に拘執する険艱の童

累日の力作は成徳に通ず

触処生涯分に随って足る

無為作佛するは楽天の翁



病魔にとらわれ自由が奪われた艱難辛苦の子供も



重ねた月日のもがき、あがき、力一杯の人生は今の徳を備えさせた

与えられた天命、使命をまっとうするなら

いつの間にか安らぎの心境に至った

素晴らしき

日々を楽しむ翁よ



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