「ねえねえ!セネル!!」





カイルがコンビニの袋を持って目をきらきら輝かせている。





「な、何だ?どうかしたのか?」





そういうと、カイルが袋の中から何かを取り出した。





「じゃじゃ〜ん!!一緒に食べようよ!!」





取り出されたのはイチゴ味のポッキーだった。





ちょうどお腹が空いていたので食べようかと思っていたら……








「ん〜〜〜〜」





カイルがポッキーの片方をくわえて目をつぶってこっちを向いている。






「えと、カイル? これは………」







んっ、んっ、とポッキーをこちらに差し出しているので、何がしたいのかは理解できた。







(しょうがないな………)







セネルは目をつぶってカイルのくわえているポッキーを反対側からかじりはじめた。







イチゴポッキーを食べる二人の頬がポッキーと同じくらい紅かったのは言うまでもない。

















(えへへ、おいしかったね♪)




(//// 二度とこんなことしないからな!!)

















*










ポッキーの日に間に合ってよかったです




去年もこんな話書いた気がする



カイルならじゃじゃ〜ん!とか言ってくれそうですよね