「ふんふ〜ん♪」
やけに上機嫌な顔でカイルは鼻を鳴らしている。
気になったから聞いてみた。
「どうしたんだ?カイル。やけにうれしそうだな。」
「ん!んうう……」
どうやら何かを口に入れていたみたいで、むせてしまったようだ。
「ぷはあ!!…え、えっとね、いちごみるく味の飴をなめてたんだ。すごく甘くておいしくって、幸せだなあ〜って思ってたんだ〜」
えへへっと微笑んだその顔は誰が見ても幸せそうなものだった。
「そうだ!!セネル、こっちに来てよ!!」
何かを思い付いたのか、すごくうれしそうに、今にも跳びはねそうな感じだ。
「な、何だよいきなり……!!!」
カイルがいきなりセネルに抱き着いて飴を口移しで渡そうとしたのだ。
「んん……ふ……むう」
「んう!ん、んう!」
半ば強引にキス、されたので、セネルの頬は紅く染まっている。
「お、お前!なに考えてるんだよ!!」
「セネルにもおすそ分けだよ!おいしいでしょ!」
なにがなんだかよくわからなくて頭が爆発しそうになる。
「カイルは、誰にでもこんなことするのか?」
カイルはうーんと首を捻って考えてる。
「すごくおいしい飴だったからさ、セネルにも食べてほしかったんだ!でも一つしかなくて……俺、悪いことしちゃったかな」
犬の耳が垂れ下がってるみたいにしょんぼりとしてしまったようだ。
その目にはうっすらと涙が浮かんでいる。
「そ、そんなことは、ない。」
「本当!「けどな!」
言い終わる前にセネルがカイルの言葉を押し切ってこう言った。
「その、俺以外のやつには…絶対しないでほしいというか……//」
それを聞いたカイルは、またセネルに抱き着いていた。
(セネル以外の人にこんな恥ずかしいことするわけないじゃん!!)
***
とりあえず、二人をチュッチュさせてみたかったの(^p^)
初めてチュッチュしてくれましたよ!!僕はうれしいよ(^p^)
久々更新がこんなのでごめんなさい(*_*)