突発なST&RSのあまほのお話です*
やんわり腐要素ありなのでその辺が理解いただけるかたのみ読み進めてくださいませ*
ではではどうぞ↓↓↓↓
見上げれば、夜空に光り輝く星がたくさん。
一緒に秘密の場所に行かない??と誘われて、白舟に連れてきてもらった。
森の中をかい潜ってやっとの思いでたどり着いたその場所は星を観察するには打ってつけの場所だった。
「すごい……こんなにきれいに星を見られるところが近くにあったなんて」
「知らなかったでしょ!?僕が小さい時に探検してたら偶然みつけたんだ。」
少し、得意げな顔をして言う白舟。
こいつは小さい時からこんな性格だったのだな、と思うと少し笑みがこぼれてしまう。
「あー!あまちくん今、僕のこと笑ったでしょ!!」
顔を膨らませて少しおこっている白舟は、
「かわいいな。」
「へっ??」
しまった。心の声が聞こえてしまったのだろうか。
「ゲフン!!いや、なんでもない。」
「えー、何なのあまちくん!きになるじゃんかー!」
「いや、気にしないでくれ。本当に何もないんだ。」
手をブンブンしておこっている仕草は本当にかわいい。
顔からこぼれる笑みを堪えるのに必死だ。
「まあいいや。それより星だよ星!!望遠鏡ださなきゃ!」
大きなリュックからガサゴソと望遠鏡を取り出す。
表情がコロコロ変わる白舟を観察するのは星を眺めるのと同じくらい楽しい。
「あっ!!あれ金星じゃない!?あまちくんも早く早く!!」
白舟に望遠鏡を無理矢理手渡される。
近くの岩場に二人で一緒に腰掛けて、星空観察の始まりだ。
白舟が口々に星を指差すとその度に俺が星の名前を言う。
白舟が俺のことをすごい!!とか言って褒めてくれるので少し恥ずかしいけど悪い気はしない。
ずっと観察していると少し肌寒くなってきた気がした。
「白舟、寒くないか?一応毛布を持ってきておいたんだけど。」
リュックから少し小さめの毛布を取り出す。
「僕もちょっと寒いかなって思ってたんだ。さすがあまちくんだね!」
俺が毛布を白舟の肩にかけてやろうとすると、白舟が
「あまちくんも寒いんでしょ?その……あまちくんが嫌じゃなかったら一緒に毛布使おうよ。」
「俺は、別にかまわないけど。」
「よかった!!はいはいあまちくんこっちにおいで〜」
白舟が茶化すように俺を毛布に入れようとする。
平静を装ってるものの、内心は心臓の鼓動が止まらない。
「えへへ。やっぱり一緒にいたら暖かいね。」
ふにゃりと笑う白舟にまたドキドキしてしまう。
全く、白舟がすることは心臓に悪いことばかりだ。
そんなことをしていると、突然一筋の流れ星がきらりと瞬いた。
「!!あまちくん、今の見えた!?」
「ああ!はっきりと見えたな。」
流れたのは一瞬で、願い事をする暇もなかった。
「僕は願い事したよ!!」
「あの一瞬で、か?」
「うん!」
満面の笑みでこちらを見る。何をお願いしたのか気になるじゃないか。
「何を願い事したんだ??」
「んー。それは秘密かな〜」
白舟はそう言いながらそっぽを向いてしまった。
今、顔赤くなってなかったか?
「白舟?どうしたんだ急に…」
「何でもない!何でもないんだよ!」
急にごまかされたような気がするな。まあ、先程自分も同じようなことをしたから深く追求はできないけど。
「それにしても、さ!今日はあまちくんと一緒にこの場所に来られてよかったなあ。」
「ああ。こんな場所があるとは俺は知らなかった。
ありがとうな、白舟。」
「えへへ。実はね…この場所を教えたの、あまちくんが初めてなんだよ。」
「宇宙のことが大好きで宇宙飛行士になる夢も一緒で…そんな友達が出来てなんかとってもうれしかったんだ。あまちくんが転校して来てくれて、本当によかった。」
な、なんだいきなり…そんなこと言われたら
「なんか照れるな、白舟。」
「うん。僕も。」
星が瞬く夜空の下で
願わくば、またこの場所に二人で来れることを願って。
******
長い!!
長いぞひかるさん!!笑
初めてのあまほ文章なのでなんか気合いが入ってしまいました(*_*)
テイルズクラスタの相互さますみません(>_<)
ですがここで宣伝させていただきます。
気になるんだったらST&RSのコミックを買うべし!
本当に良い漫画で感動するから!!
本誌の連載は終わっちゃったんですけどね(;_;)
ああショック!!ショックすぎる!!
竹内先生、ミヨカワ先生、本当にお疲れさまでした。
お忙しい中、ひかるが書いた拙いFLに返信していただいてとってもうれしかったです´`*一生の宝物です(*^o^*)
次回作、ずーっと待ってますからね^^
ではでは、ここまでお付き合いありがとうございました^^