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保健室の先生。

*カイセネで学パロです。

*最近、男性養護教諭が増えているということから生まれた妄想です。

*お付き合いいただける方はどうぞ↓↓↓↓



























俺の名前はセネル・クーリッジ。




春から新任になった養護教諭、いわば保健室の先生だ。



大学でこの資格を取って、先生になったのはよかったものの、当初はかなり不安だった。


保健室の先生っていうのは普通、女の人がやるもんだし、生徒にバカにされたり嫌われたりしないだろうかって思ってた。

でも、この高校の先生はみんな親切だし、新任になった俺のことを気にかけてくれているのがわかった。

それに、ここの生徒は気がよくてやさしいやつばかりで、俺の心配は杞憂に終わった。




ただ、10月になってもどう対処したらいいのかわからない生徒が一人いた。
















「ふう………」



(なかなか終わらないな………)



この高校では、一ヶ月に一回、保健だよりを出すことが決まっている。


俺は昔から、絵を描いたり文章を作ったりするのが苦手で、この時期になると残業が多くなる。


少し薄暗い夕方の時間帯には、必ずと言っていいほど保健室にやってくる生徒がいる。





「セネル先生!!今日も残業?」




勢いよく開かれた扉から入ってきたのは、2-Bのカイル・デュナミスだ。

ぱっと見は、金髪なので最初は不良なのかと思っていたが、地毛らしい。




「ああ、そうだ。あと、ドアはもう少し静かに開けてくれ。びっくりするから。」


「えへへ。ごめんなさ〜い。」





夏休みの時に、部活中に日射病で倒れたカイルを看病して以来、なんだか懐かれてしまって、部活が終わるとよくここに来るようになった。





「先生、またこれ作ってるの?」



ノートパソコンで文章を打っていると、いつも隣にきて画面を覗かれる。



「まだ見るなよ……プリント作ってるんだから。」


「先生の保健だよりっておもしろいよね!たまに漢字があべこべになってたりするけど。」


「う、うるさい!余計なお世話だ!
それよりお前、この間の期末テストはできたのか?」


ギクッ!

というような音が聞こえそうなくらい動揺しているのが見てとれた。





「もう〜先生言わないでよ!忘れようとしてたのに。」



案の定、結果は悪かったみたいだ。




「数学の補習が嫌だから部活してたんだ。」


「おいおい……それじゃ俺が怒られるじゃないか。」



「いいのいいの!それよりさ!先生、もうすぐ帰る?」


「まあ、これが終わったらな。」


「じゃあさ!駅まで一緒に帰ろうよ!

俺、今日はいっぱいシュート決めたんだよ!」



あーあ

完全にこいつのペースだ。







でも、どこか憎めないのはなんでだろう。















*


















ああ、なんて私得なシチュエーションなんでしょう


かなりかなり楽しかったです

ちなみにセネル先生は21歳でカイル君は17歳ですよ^^


たぎりますたぎります


年下攻め万歳!!



需要なんかないと思いますが、また続き書きます!笑




ではでは、ひかるの妄想にお付き合いいただいてありがとうございました^^
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