スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

カイルとセネル




ひそかにブームが来ています



前から気になってはいたのですが、主張する機会がなかったので描いてみました





バーサスの設定だとこの二人はすごくおいしいです





金髪のカイルにセネセネがリッちゃん重ねてみて、守りたくなる、みたいな!




でも、守ってるつもりやけどカイル君の無邪気な笑顔に癒されたりして結局は守られてるセネセネ、みたいな!←黙れ




だってセネセネは総受けだもんね







うへ小説とか書きたくなってきた




これからも地味に主張していこうと思います

すれちがい。

「ふうっ…………。」





さっきから手作りのチョコマフィンがはいってるかばんを見つめて考える。



(どうやって渡せばいいんだ?)













スパーダに、って思ってバレンタインのチョコマフィンを焼いた。



それまではよかった。


渡すときのことをかんがえてなかったのだ。





(男からもらってもうれしくないよな……)




でも、だからって渡さないのはもったいない。せっかく作ったんだから……。


意を決して呼んでみた。










「スパーダ」




「ん?なんだ?」






だんだん鼓動が早くなってくる。








「あのさ…今日ってバレンタインだろ?だから………その……。」




「「スパーダ君!!」」






クラスの女子だ。




その瞬間身体が固まったような気がした。



「これ!作ってきたの。よかったら食べてね。」


「おお!サンキュー!」






バレンタインだもんな。女から男に渡すのが普通だもんな……それにスパーダはもてるし、男からもらったってうれしくなんか……



「で、どうしたんだセネル?」



今、自己嫌悪の渦の中にいて頭の中がぐちゃぐちゃになっていた。

そんなときにちゃんと面と向かって話す余裕なんてなかった。





「いや…なんでもない…」



「へ?なんだそりゃ。」













それっきりスパーダとは一言も話さなかった。というより話せなかった。





なんだか気まずくなってしまったから。








一日がとてつもなく長く感じた。




(こんなことなら作らなかったらよかったな……)





さっさと帰って捨ててしまおう






そう考えていた。








そんなときに









「セネル!一緒に帰ろうぜ!」






正直、驚きを隠せないでいたけど、断る理由もなかったから






「ああ。」





と、普通に返事をしてしまった。









一緒に帰るっていってもやっぱりさっきまでの気まずさは消えないわけで…………




何を話せばいいのか………





「なあ、セネル。」




考えてるうちにスパーダが話しかけてきた。



「なんだ?」



「今日どうしたんだ?なんか全然元気ねぇなあって思って。」





心配してくれてたのか、と思うと少しうれしかった。

けど……




「気にするな。たいしたことないから。」



本当のことを言う気にはなれなかった。





「そっか。ならべつにいいや。

それよりさ、今日バレンタインだよな?何か作ってくれたりしてねぇのか?」




え?




「さっき、女子にもらってなかったか?」





「いや、もらったけどよ、やっぱり一番うれしいのはお前からだよなって思ってさ……。」




「本当か?」




「なんで嘘つかなきゃなんねえんだよ。」





スパーダの顔が真っ赤だ。



多分おれも同じようなものだけど。





「じゃあ、これやるよ。」






スパーダはきょとんとした顔でオレを見てた。




「バレンタイン。さっき渡しそびれていつ渡したらいいかわからなかったから……」





「セネル!!!

お前ってやつは!!」




道端で思いっきり抱きしめられた。







恥ずかしかったけど、悪い気はしなかった。







だって、やっと伝えられた








自分の気持ち。





















遅れすぎて本当に本当にごめんなさい




制作期間が長すぎて途中からぐだぐだしてる感じがしますが、がんばりました



ゆき様に捧げます



近いうちにサイトにもあげますので…







それでは、リクエストありがとうございました
前の記事へ 次の記事へ