ストレスが心身に及ぶと抜け毛が一時的に進行する場合があります。
たとえば10円ハゲなどと言われていた円形脱毛症などはストレス性のものであることが少なくありません。
それにAGAの発症というのも心身のストレスが要因として挙げられます。
人間は強いストレスに晒されると合成されるホルモンの割合に変化が生じます。
AGAの症状が出る要因として男性ホルモンの存在は大きいので、ストレスと結びつけて考えることは間違いではないのです。
今現在ある髪の毛を健やかにしっかりと育てていくのを育毛といい、毛母細胞(もうぼさいぼう、髪の毛を作る細胞)を活性化し、髪が生えていない毛穴からもう一回毛が生えてくるように促すのが発毛なのです。
育毛と養毛は似通った意味で使われる言葉で、今存在する髪の毛を維持する目的で行うケアのことを指しています。
発毛、養毛、育毛と言葉尻は似通っていますが、これらのアプローチ方法や原因は異なりますから、各々の症状に相応しい治療方針を選び取ることが肝要になってくるはずです。
あの有名なナインティナインの岡村隆史さんも薄毛に悩む一人で、現在、AGA治療に取り組んでいるそうです。
芸人根性で、笑いのためには薄毛の悩みもいいネタになりそうですが、毎月3万円ほどをつぎ込んで育毛に取り組んでいると聞きます。
お医者さんで処方される専門の治療薬を飲んでいるだけらしいのに、変化が目に見えてわかると反響があるようです。
一般的に、育毛専門の施設には、サロンとクリニックの2種類があります。
この2つの施設の大きな違いは、医師による医療行為があるかないかです。
サロンは、育毛剤の処方やプロによる頭皮マッサージなど、頭皮ケアから育毛を促すことが目的の施設です。
クリニックの場合、医師による医薬品の治療や医療器具で抜け毛や薄毛を改善するところとなっています。
賛否両論があって、どちらを信じていいのか分からないのが、育毛中のコーヒー摂取ではないでしょうか。
あえて言うのなら、適切に摂取するのなら、コーヒーも育毛にプラスになるものの、過剰に飲めば逆効果になってしまうでしょう。
コーヒーのカフェインは血行を促進させるので、滞りがちな頭皮の血行が促進されれば育毛にもプラスになります。
けれども、飲み過ぎれば寝つきが悪くなるという作用もあるため、育毛にも健康にも、悪影響が及ぶことになります。