育毛専門施設というと、どういったところを思い浮かべますか?育毛を専門に扱う施設にはサロンとクリニックがあります。
それぞれの違いは、医師が治療を行うか否かということです。
サロンは育毛剤を使って毛根に栄養を与えたりマッサージによって、頭皮ケアに重きを置いたところです。
それに比べてクリニックは、免許がなければ処方できない医薬品を用いた治療や医療器具で抜け毛や薄毛を改善する医療機関という違いがあります。
ダイエットと同じで、育毛でも停滞期に入る瞬間は必ずやってきます。
ヘアサイクルは髪の一生とも言えますが、成長期、停滞期、退行期の3期に分かれていて、停滞期は半年まで及ぶこともあります。
この期間は進歩がないように見えて悩ましく思う人も多そうですが、その後の退行期を過ぎれば新しい髪が生えてくるのは治療成分の浸透した毛根です。
成果を実感できるようになるのはその頃からですので、挫けずに待つ事が大事です。
筋トレをし過ぎると、薄毛が進行すると聞いたことがありませんか?薄毛の原因となる男性ホルモンが、筋トレによって増加することが根拠だというのですが、実のところ筋トレによって薄毛が進行する可能性は低いです。
ただ、AGAの場合は薄毛を進行させる可能性が高いです。
男性ホルモンと結合して脱毛ホルモンになる物質が活性化する病気のAGAは、男性ホルモンの増加がダイレクトに薄毛の原因になり得るためです。
育毛シャンプーを使っているけど洗髪後の育毛剤に割く時間がないという話をよく聞きます。
それなら、育毛とかスカルプケアができるコンディショナーを使用してみてはいかがでしょう。
シャンプー後の育毛剤は時間がかかりますが、同時に済ませられるので短時間で手軽にケアしたい方にはとくにお薦めです。
メーカーは同シリーズをセットで使用することを推奨するかもしれませんが、単品使用でもそれなりの効果を認めていますので、かならずセットで使わなくても構いません。
仕上がりの好み(さっぱり・しっとり・ふわふわなど)もありますし、香料に抵抗感がある人もいるでしょう。
自分に合ったシャンプー、コンディショナーの組み合わせを選びましょう。
効果が薄れるような気がして、あまり洗い流すことができない人もいるようですが、余分な成分が残るのは逆効果というものです。
地肌までしっかりと念入りにすすぐことを心がけることも大切です。
波に揺れる姿が髪の毛を髣髴させることから、昔から海藻は髪の毛に良いと言われていました。
けれども、確かに、海藻は身体には良いものの毛髪に直接作用する訳ではない、というのがこれまでの常識でした。
けれど、海藻のフコイダンと呼ばれる成分が毛母細胞を活性化させて発毛に欠かせないIGF−1と呼ばれる物質を増加させることが分かったのです。
IGF−1は、ソマトメジンCとも呼ばれていて、海藻類以外にも、大豆製品や唐辛子などの食品を摂取することでも増やすことができます。