最近になって「なんだか急に抜け毛が増えてきた」という人は、ビオチンの欠乏を疑ってみてはいかがでしょうか。
ビタミンB群に分類されるビオチンは、ビタミンB7という名前もあります。
タンパク質の合成を促進し、アミノ酸の代謝を助けますので、不足が起こることにより抜け毛や白髪の増加に、驚くことになるでしょう。
というのも、髪はタンパク質でできており、タンパク質は20種類ほどのアミノ酸で構成されているものだからです。
ビオチンはタンパク質合成、アミノ酸の代謝に欠かせませんので、ビオチンの欠乏は、髪の構成物質が失われることを意味する為、大きなダメージとなってしまうでしょう。
これ程大事なビオチンですが、体内で作られる分もあるため、普通の生活においては、なかなか欠乏にまで至りません。
しかしながら、あまりにも偏った食事を繰り返したり、また、抗生物質で腸内細菌叢に悪影響があったりすると、不足することもなくはない、ということなので思い当たることがあれば、食生活を変えてみたりしてください。
ビオチンは卵黄、レバー、豆類にから摂取できますし、サプリも売られています。
近年は男性型脱毛症に対する研究が進み、タイプに応じた治療や育毛方法を積極的に選ぶ人が多くなりました。
そうしたなかには、育毛注射(ミノキシジル、ビタミン、プラセンタ、ニンニクエキスなど)といった、以前ならちょっと抵抗を感じた選択を、自分が行うかどうかはともかくとして有効視すると答える人が、増えてきました。
経口摂取する場合はどうしても代謝というロスが出ますが、注射ならストレートに頭皮や毛根に届くので、はっきりとした育毛効果が感じられ、とくに、早く効果を得たい人にとっては、良い方法と言えるでしょう。
ただ、クリニックでも健康保険適応外の治療なので、人間ドックなどと同様、自由診療として全額自己負担となります。
加えて、半年ほどで驚くほどの効果を得られる人もいますが、自分の納得できる効果が得られるまでは繰り返し処置を受ける必要があるので、コスト面では大きな出費になります。
ただ、薬剤の使用量や副作用も管理しつつ行うため、総合評価で満足している人が多いのも特長です。
パーマというのは、髪にも頭皮にも負担をかけがちです。
ですから、パーマをかけた後は「育毛をしなければ」という気持ちから、育毛剤をどんどん使いたくなるものなのです。
しかし、頭皮は、程度はどうあれいくらかの損傷を受けていますので、これが落ち着くまでは育毛剤は使用しなくてもよいでしょう。
それから、パーマ後の洗顔に関しては、力いっぱいこすらず、やわらかく、軽くマッサージしてやるような感覚で良いでしょう。
洗ったらしっかり流して、終わった後は、濡れたままやタオルドライだけにせず、ちゃんと乾かしましょう。
育毛という視点から見ると、パーマはおすすめできないのですが、ぜひにということなら、育毛パーマを利用すると頭皮に深刻なダメージを与えることはありません。
今、育毛を望む人達に話題となっているのが、エビオス錠にあると言われる育毛効果が話題になっているようです。
エビオス錠とは、元々は胃腸薬で主にビール酵母で作られています。
栄養素として、アミノ酸やミネラルなどが含有されており、悩みの原因として考えられるのが髪や頭皮の栄養にある場合は、薄毛対策に良いのかもしれません。
近頃よく聞くグリーンスムージーなどもテレビに登場する機会が増えていますが、果物の成分が、育毛に効果があるといわれてきています。
果物の中に含まれるビタミンやミネラルが、タンパク質の生成による髪の毛の成長をサポートしてくれます。
果物を好んで食べると、薄毛の解決につながるはずです。
ただし、消化されやすいという特徴を持つ果物なので、空腹での摂取が効率よい方法です。