最近、抜け毛が増えた?と思うと、不安を感じずにはいられないでしょう。
抜け毛が増加する理由は様々ですが、刺激が強すぎる成分が含まれたシャンプーを使っているせいかもしれないです。
近頃では、髪の毛とか頭皮のためになるということで、シリコンが含まれていないノンシリコンシャンプーがもてはやされているようですが、シリコンだけがシャンプーの良し悪しを決めるわけではなく、洗浄成分の方が重要です。
いくらノンシリコンシャンプーでも洗浄力が強力すぎると頭皮には負担をかけるので、盲目的にノンシリコンシャンプーが良いとは思わないでください。
血液の成分の一つに血小板という、血液凝固や止血に深く関わるものがあります。
この血小板に影響を与えて、血液がなんとか通り抜けることができるような、一番細い毛細血管内においても血流が滞らないようにし、また、毛細血管の拡張作用も持つとされるのが、グルコサミンという、自然界では貝殻や甲殻類の外殻にたくさん含まれている物質です。
血流が良くなったり、毛細血管が拡張されたりするのは、育毛にとっても大きなメリットとなります。
グルコサミンの作用で、栄養や酸素などを含む血液が隅々までよく運ばれるようになり、末端の毛細血管、もちろん頭皮の毛細血管にもしっかりと行き渡ることにより、毛の成長に関わる大事な細胞に、たっぷり栄養補給することが可能になり、これが育毛になるという理屈です。
このことがよく周知されて、近頃の育毛剤にはグルコサミンが加えられることが多くなってきました。
育毛というと毛根といったイメージがあるかもしれませんが、抜け毛を減らしていくことも大事です。
皮膚科の観点で見ると地肌ケアはアトピー体質の抜け毛のみならず、すべての方にとって有効と考えられています。
健やかな地肌を得るためにはやはり、育毛や発毛について考慮された専用のシャンプーを使ったほうが良い効果が得られます。
普通に店頭で購入できるシャンプーで刺激の少ないものもありますが、高分子アルコールの洗浄成分が汚れにも頭皮にも働きかけるため、ときには地肌に深刻なダメージを与えてしまうこともあります。
育毛用に開発されたシャンプーなら、必要以上に皮脂を取り去ることなく汚れのみをやさしく洗浄してくれます。
皮膚科でも頭皮のケア用として血流を促進するローションが処方されることがありますが、育毛シャンプーでもそうした効果のある成分が配合された商品がたくさんあります。
どのような成分が合うかは状態によって異なるので、レビュー等を参考にすると良いでしょう。
薄毛をなんとかしたいと思うならいますぐにでも禁煙をおすすめします。
タバコには有害物質がたくさんあって、髪の毛が伸びにくくなります。
血の巡りも悪くなってしまいますから、元気な髪の毛をつくるために必要な栄養素が頭皮まで届かないということになるでしょう。
髪の毛が薄いことに悩んでいる方はタバコを一刻も早く止めることをおすすめします。
育毛剤は正しく使わないと、いい結果が出ないとのことです。
普通は夜に洗髪し、頭の汚れや古い角質を取ってから育毛剤を使うのが良いでしょう。
風呂で温まって血行を促進すれば、髪を育てるためにも良いですし良い睡眠にもつながります。