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漠然と?

真っ暗なトンネルをひた走る電車。
スピードを緩めることもなく、

鉄の塊はぼくらを乗せて。
悲劇と喜劇を繰り返す。

その催しものに心奪われ、
みんな列車の先頭へ。


誰も帰ってこない。
きっとそれが素敵なものだと。
ぼくらは信じて目を輝かす。



ぼくは残った。
素敵な催しもの。
目もくれずに最後尾へ。


ばらばらになった友達が、
線路に転がってた。


棄てられてく友達だった、もの。


その姿を忘れないように。
素敵な催しものに目もくれず。


黙ってそれを見送った。
無表情のまま。
無表情のまま。
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