自分の足が欲しい。
自分の腕が欲しい。
自分の頭が欲しい。
今あるのは、実は偽物です。
あまっちょろい感傷で生きる上での義務まで忘れてしまったのさ。
本当の自分が欲しいけど、ただただ無力なのです。
睡魔には勝てないので。
本当に欲しかったものは、いったいなんだ。
さぁてどんな明日が待ってるのでしょう。
今日、母が引っ越して行きました。
場所は川崎。
旭から、最短で1時間半。
そして、母の姓は今までと違う。
会いたい時に会いに行ける距離ではなくなり、
新しいパートナーを見つけて、人生を共に生きていく。
今までと明日からは違う。
けど、変わらないものの方が多い。
23年間、愛情を注いでくれたこと。
家族であること。
紛れもなく、ただ一人の愛すべき母であること。
書ききれない。
これからの人生を祝福して、笑顔で見送ることが
今できる最大の親孝行だと思うから。
あー。
泣かんぞ。
男の子だもん。
たくさん溢れてくる。
今までのこと。
泣かしてしまったり、笑ったり、怒らせたり。
お母さん、ありがとう。
今日、やっと素直に伝えられた。
それで今は十分。
最後に焼き肉屋で、大見栄張って出した5,000円。
ちゃんと受け取ってくれてよかった。
男の子だもん。
いい格好しいだもん、
別に死別でもなんでもない。
たかだか住まいが移るだけ。
そいでも、淋しく思うんです。
だって家族だもの。
改めて、素敵な家族に生まれたことを神様に感謝します。
ありがとう、元気でね!
まだまだたくさん迷惑かけるからね!
またすぐに会いに行くからね!
本当に、ありがとうね。
なけなしの勇気で伝えきれなかったこと、ここに置いて行きます。