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投じて候。惨め也。

朝起きる。


深々と不快感に苛まれる。
首許に絡まる。

自らの失態に苛立ち、殺意すら湧く。



吐き出す術なく、飲み込んだ言葉は腹の中で淀み、くすんでいく。


自らの失策が軌道に乗って、良くない方へ墜ちていく。

情け無用の中で見えたのは、背中を丸めた矮小で稚拙な自分の裏側。


目を背けたい。

夢。

夢を見た。




最高を遥かに通り越して、極上に等しいライブをした。
何度も何度も叫び倒した。
そして自分自身を
ベースに、
ギターに、
ドラムに、
全て委ねた。


汗が噴出して、目に流れおちていた。
防御反応を自我でねじ伏せて、両の眼をめいっぱい開く。

何度も何度も見渡したが、嘘のように、
めいっぱいになった会場。


どこの誰を見に来たのか、

そんなことは、どうでもよかった。

俺たちを見ろ。
俺たちの眼を見ろ。

むき出してみろ。

何も壁はない。


観客も、自分も、
目の前にあるものが全だった。



初めての東京ライブ。

あの街で、あの日、
どれだけの人間がこんな思いをしたのか。

あの日に起きた、
あの日までに起きた、

全てが、
あの日につながった。













酒と疲れによる浮遊感で布団に横になり、
そのまま睡魔にさらわれた。

久しぶりに見る顔がいくつも。

いつもの様に元気にほころぶ。


あぁ、君を久しぶりにみた。

元気なんかな。





夢を、
夢をみたんだ。

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