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うたたね

『…もうそろそろ帰った方がいいんじゃない?終電無くなるよ』
『すみません!明日の公判資料、もう少しで出来そう……あの、今日泊まっていっても良いですか?もちろんサビ残で!!』
『はは、徹夜するのかい?』
『はい!絶対明日は無罪取りに行きますから…!』
『了解、あんまり無理しすぎんなよ!』
『はい!』








『…おーい、終わった?こんな所で寝てると風邪引くぞ』
『う〜ん…ムニャムニャ…』
『…全く…こんな所で無防備に寝て』
『終わったんなら車で送るぞ?』
『………っ、ん…ふにゃ…はっ!!わわわたし寝てました??!』
『うん、爆睡してたよ!ていうか涎垂れてるし』
『えっ?!やだ!ごめんなさいっ!!』
『終わった?』
『終わりました!!すみません!いつの間にか寝ちゃってた…』
『帰るか?送ってくぞ』
『わ、大丈夫です!タクシーで帰り…『いいから送るから支度して』
『す、すみません…』
『ちゃんとベッドで寝ないと明日に響くぞ…っていうか今日だけど』
『すみません、ありがとうございます!』

花火大会

『…今日は流石に人が疎らですね』
『花火大会だからねー。』
『みんな花火大会行くんですかね』
『みんな教習そんなに入れてないね。教習生も指導員もみんな花火大会行くんじゃない?』
『はあ…そうですかね…みんなリア充してますね…』
『あはは!リア充って!史は見に行かないの〜?』
『…行くなら今ここに居ませんよ。』







『…あ、終業時間だ』
『お疲れさまです』
『ちょっと待って…花火大会見に行こう』
『はいっ??!な、なんで…、奥さん達と行くんじゃ…』
『ははは、行かないよ〜。大人数過ぎ。』
『でも…』
『遠巻きで見よう、どうせ見に行く相手居ないんでしょ』
『う………は、い…』
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