育毛にも必ず停滞期が訪れるという点はダイエットと同じです。
髪の一生にあたるヘアサイクルには成長期、停滞期、退行期の3つの時期があり、停滞期の期間は長ければ半年です。
停滞期では変化が見られずに不安を感じることも多いでしょう。
でも、その後の退行期を過ぎれば新たな髪が作られるのは治療成分を吸収した毛根です。
効き目が目に見えてくるのはそこからなので、忍耐力を持ってその時を待つのが必要です。
育毛治療というと育毛剤や薬、植毛を思い浮かべる方も多いと思いますが、漢方にも育毛治療の方法があります。
東洋医学から生まれた漢方では、薄毛の問題は全身に巡る血が不足する血虚や、気虚と呼ばれるストレスや疲れでエネルギーが慢性的に不足している状態、加齢から身体機能が衰えた状態の腎虚などを疑います。
不調の原因を探して治し、身体の生まれ持っている自然治癒力を高めて体質から変えるというのが漢方を使った育毛の方法です。
育毛剤を効果的に続けていくためには、汚れた頭皮をきれいにしてから使っていくことが肝心です。
頭皮が汚れたままの状態で使用したとしても、有効成分が頭皮の奥の方まで浸透してくれないので元来の効果は得られません。
そのため、お風呂に入った後の就寝前に使うのが一番効果が出るのです。
これから育毛をはじめる人や、育毛に興味を持ちはじめた人には、手近な育毛法として、普段のヘアケアの状況を知ることをお薦めしています。
特別な出費も不要で、その割に薄毛に対する効果は無視できないので、「ヘアケア??」「そんなもの、してない」と言わず、あくまでも見直しから始めてみてください。
ヘアケアといっても、洗髪と乾燥、ブラッシングといった、ごくベーシックな部分をどうやっているのか分析してみましょう。
習慣的にマイナス要因を蓄積していることもありますし、見直しによって、抜け毛を減らすことができるかもしれません。
いま、ドラッグストアやコンビニなどではさまざまな目的のサプリが売られていますが、髪や地肌のためになる栄養素をサプリでとるのは手軽です。
食事から摂取するのも大事ですが、なかなか食事だけでは、育毛に必要な量を摂取するのは難しいようです。
サプリならカロリー計算しないで済む点も良いですね。
あの有名なナインティナインの岡村隆史さんも薄毛に悩む一人で、現在、AGAと戦っているようです。
テレビで引っ張りだこのお笑い芸人なら、笑いのためには薄毛の悩みもいいネタになりそうですが、毎月3万円ほどをつぎ込んで対策をしているとのことです。
薄毛の悩みの原因を調べた上で処方される病院の薬を飲んでいるだけと言われていますが、一目瞭然な程、効果が出ていると注目されています。