育毛に関する俗説はたくさんあって、ワカメなどの海藻類を食べると髪に良いという話も聞いたことがあると思います。
海藻類に含まれている栄養素にはこれといって発毛を促すような作用は認められていませんでした。
ですが、海藻類のヌルヌルに含まれるフコイダンという食物繊維の一種が発毛を促すIGF−1を増やす働きがある事が解明されたのです。
IGF−1(ソマトメジンC)は、海藻以外にも、大豆や唐辛子を食べることによって増加します。
「薄毛かな?」「抜け毛が増えた?」など頭髪のことについては、これからどうなるかをつい予想してしまったりして、とても不安です。
育毛について色々と情報を集めたり、何かいい方法がないか知りたい、と考えるようになるでしょう。
手段は色々あります。
髪に良い、地肌にやさしいというシャンプーを使うようにしたり、育毛剤を使い始める人もいます。
こういうものと並行して、頭皮をブラシで叩いてマッサージする方法を始める人もいるようです。
しかし、これには、少し気を付けて欲しいことがあります。
それは、決して力一杯頭皮を叩いてはいけない、ということです。
これをすると肝心の頭皮が傷ついてしまうかもしれないからです。
やさしく適度な力で行なうようにし、傷つけたり、炎症を広げたりすることのないよう、注意した方がいいですね。
抜け毛予防目的で育毛剤を使用することで、副作用を起こしてしまうかもしれないです。
頭皮が赤くただれた状態になったり、むずむずと、かゆくなったり、脱毛が激しくなる可能性もあるでしょう。
全員に副作用が起きるとは言えません。
もしも、副作用の発生を確認したら、育毛剤を使ったケアをやめましょう。
整体やカイロプラクティックのなかには、育毛や養毛、発毛のために手技として「頭蓋骨矯正」を施術する場合があります。
なぜかというと、頭皮環境が良くなくて硬くなったりしているのは、頭蓋骨が本来の姿よりも歪んだりしているのが原因だとする考え方から来ています。
育毛治療や育毛剤を使ったりすることと並行して施術院で「頭蓋骨矯正」を行ってもらえば、幾つもの効果が重なってグッとパワーアップすることでしょう。
ひどい肩こりが薄毛の原因というのはご存知でしょうか。
育毛のためだと思って、ひどい肩こりを改善するのが良いとされています。
ちなみに、肩こりと薄毛の因果関係は、血行が悪い人が肩こりになると言われているからです。
血液の流れが悪いと、頭皮にも栄養が行きわたらず、排出されるはずの老廃物が蓄積されて結果的に薄毛になってしまうこともあるのです。