何気なく行っているケアが、じつのところ養毛や育毛にとっては悪い結果を引き出すことになっている場合もあるのですよ。
たとえば、なるべく早く結果が欲しいからといって使用上の注意に記載されていることを守らずに多く育毛剤を使ってしまうケースです。
多量に使用すればするほど効果的というわけではありませんし、中味によっては頭皮に限度を超えて使うと頭皮にかぶれなどのトラブルを引き起こす要因になることもあるのです。
京都大学山中教授が作製に成功した万能細胞であるiPS細胞ですが、このiPS細胞を使った育毛治療に画期的な効果があることが分かってきました。
皮下で毛根を包み込む筒状の組織で髪の発育に必要な毛包が再生されたことがiPS細胞の再生実験で明らかになりました。
もちろん、まだ研究途中で身近に使えるようになるまでには長い年月がかかります。
でも、新しい育毛技術は日進月歩で発展しています。
暖房器具などの話でよく名前が挙がる遠赤外線とは、長い波長の光で、身体の深部までエネルギーがよく届きます。
遠赤外線は身体を温める他にも、育毛にも効果的だということを裏付けるための研究が行われています。
血流が遠赤外線を当てる事により促進されて、その後に育毛剤を使用した場合、浸透が相当な上がり幅を示すようです。
浸透率が倍増したとの成果も聞かれます。
黒酢はからだにいいことで有名ですが実は育毛効果もあることをご存じですか。
アミノ酸などの栄養素がたくさん含まれていて、血行促進の働きがあって、育毛に効果をもたらすタンパク質が生成されるのです。
それから、神経細胞は発毛に関係することで知られていますが、その神経細胞を刺激してくれるでしょう。
黒酢の風味が得意でない方はサプリを利用するのが得策といえます。
抜け毛や薄毛の問題を専門的に診てくれる施設として、サロンとクリニックを挙げることができます。
それぞれの違いは、免許を持った医師が治療する医療機関かどうかということです。
育毛サロンは、体質に合った育毛剤の処方や頭皮マッサージなどで頭皮環境を改善し、頭皮ケアから育毛を促すことが目的の施設です。
また、クリニックは、医師による薬の処方や発毛のための医療器具を用いて治療を進めることの出来る施設で、サロンとは異なります。