身近にあるスーパーやドラッグストアなどでも、抜け毛や薄毛予防に特化した「スカルプ」という名前の入ったシャンプーが売られているようです。
いまいち馴染みのない「スカルプ」ですが、これは「頭皮」のことを指し、これらの商品は頭皮環境を改善し、健やかに髪の毛が成長するための地肌づくりを進めるものです。
けれども、いくらスカルプケアの商品でも、シャンプーはシャンプーですから、頭皮に付着したままでは毛穴詰まりとなって、毛髪の悩みがさらに根深い問題へ発展することもあります。
髪のためには、何よりも洗髪が重要なことを理解しておきましょう。
食べ物の中で育毛にいい物は何だろうと考えてみると、最初にワカメや昆布といった海藻が思い浮かぶ人もそれなりに多いだろうと思われますが、実際のところそれほど育毛に効果が期待できないとの説がいわれています。
同じものばかりを食べるようなことではなく、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をまんべんなく食するということが必要となるでしょう。
それとともに食べ過ぎてしまわないように気をつけなければならないでしょう。
今、育毛用の薬として厚労省から認可済の薬は、ミノキシジルとプロペシアの2つしかありません。
プロペシアの方は内服薬として、ミノキシジルの方は外用薬として売られています。
ミノキシジルにも内服薬があるにはあるのですが、現在のところ国内では薄毛用の治療薬としては無認可ですから、何としても入手したい場合には個人輸入が基本手段でしょう。
花王の育毛シリーズ「サクセス」は男性らしくサッパリとしたCMで、ごらんになった方も多いのではないでしょうか。
もともとスタイリング剤やシェービング用品で使用してきた人はもちろん、それ以外の人にとってもサクセスの育毛・地肌ケア用のトニックやシャンプーは入手しやすく、手頃な価格設定から、髪のへたりや抜け毛が気になってきた男性なら一度くらいは使ってみたことがあるのではないでしょうか。
気になるユーザーレビューですが、総合4(5点満点)くらいでも、高評価の人と同じくらい低評価をつけている人もたくさんいて、どうやら賛否両論のようです。
地肌が改善されフケや皮脂に悩まなくて良くなったという意見や、ボリューム感が出たと感じる人もいる一方で、ストックでシャンプーを2本購入したけれど残りはたぶん使わないというクチコミもあり、効果は、「正直微妙」から「期待しないほうが良い」という辛口批判の人もいます。
自分に合っているかどうか考えて使用したほうが良いかもしれません。
一般的に薄毛対策は、早く始めた方が効果が期待できるのですが、「何をしたらいいかわからない」「化学薬品は使いたくない」という人は、グレープシードオイルがおすすめです。
グレープシードオイルは、ワインの製造過程で大量に出る、ブドウの種子を利用して作られており、マッサージオイルとしても優れています。
そして、頭皮を、髪にとって良い状態にしておくために必要なオレイン酸やビタミンEがとても多く、食用としても大変健康に良いオイルです。
べたつきの無い、サラっとしたこのオイルを少量手に取って、頭皮に軽くすりこむようにマッサージすると、オレイン酸が多いため、すぐさま頭皮に浸透して肌トラブルを和らげ、フケ、かゆみを抑えてくれます。
こうして、頭皮の状態を、髪の生える土台として最適な状態にすることで、育毛につなげるのです。
おまけに、このサラサラ軽いオイルを髪につけてみると、きれいなツヤが出ますし、トリートメントとして使ってもよく、髪のコシを強くしてくれるそうです。