ヘアスプレー、ジェル、ワックスなどの整髪料には合成界面活性剤を配合したものがかなりあります。
界面活性剤は髪の主成分であるコラーゲンを破壊するので、普段からあまりたくさん使用したり十分に洗いきれずに成分が残留したままだと髪や地肌が傷み、抜毛が増えるきっかけになります。
これがAGA治療にとってマイナスであるのはいうまでもありません。
整髪料を購入するときは配合成分に気をつけ、髪につける際は地肌への付着を避けるように注意しましょう。
よくマーケットでも売られている炭酸水には、育毛効果があると言われています。
飲んでヨシ、洗髪にヨシと、気軽に使えるため、自宅で試してみると良いかもしれません。
最初にケースでまとめ買いすると自分に合わないときに困るので、1?2本の購入からスタートしましょう。
水の代わりに炭酸水を飲むと、消化機能の改善や、血行と新陳代謝を良くする働きがあります。
さらに炭酸水を利用したヘッドスパの紹介を見ると、使用感はとても良いようです。
自分で洗髪するとシュワシュワを感じるそうですが、人にやってもらうとあまり感じない人もいるそうで、それくらい刺激は少ないです。
炭酸水は血行を良くし、頭皮のキズを治す効果があり、役立つほか、天然の抗菌効果のおかげで皮膚に負担をかけずに清潔にできる点も良いようです。
家電量販店やホームセンターなどでも、3000円前後という手頃な価格で、専用のシャワーヘッドが購入できますし、飲用として使う場合や、1回に1リットル程度の使用量なら、家庭用の炭酸水メーカーを導入するのも良いでしょう。
自宅でのヘアケアに取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。
食生活の改善は、育毛にとても良い影響を及ぼすと言われています。
血液をサラサラにする食材が良いと言われていますが、糖分や油を摂り過ぎると末梢血管の流れが阻害され、病気や抜け毛の進行を招き、複合的に育毛剤の効きにくい体質になってしまいます。
添加物が多い加工食品は、栄養をとらないよりはマシかもしれませんが、細胞の再生時に使われる微量元素や栄養素の取り込みを邪魔する成分もあるため、育毛には不向きです。
ネットを調べれば、髪に良いという食材がいろいろ出てくると思いますが、ダイエットに良い食材をたくさん食べても痩せないように、「効くから」と集中的に食べること自体はあまり効果がありません。
充分な水分摂取とともに、栄養バランスの良いメニューになるよう気をつけてください。
また、脂質を抑えているからといって、全体のカロリーの取り過ぎにならないよう気をつけなければなりません。
バランスに配慮していれば低栄養の状態も回避でき、より育毛効果の出やすい体質になります。
人によって説が違うのが、育毛の難しいところです。
例えばシャンプー後のコンディショナーの使用も良いという人もいれば避けるべきという人もいます。
コンディショナーを使うと、毛髪の表面にコーティングの膜が作られダメージから保護してくれます。
しかし、この成分が毛穴に詰まると健康な髪の成長を阻害する為、育毛におけるリスクだと考えられています。
とはいえ、この成分が未配合の育毛用コンディショナーもありますし、毛穴に老廃物を溜めないように丁寧に洗うことで問題なく使うことができます。
抜け毛というのは睡眠不足や体調不良などに加え、精神的なストレスが高じた際に急に増えることがあります。
小さなコインくらいの大きさの丸いハゲができる円形脱毛症の場合も症状が出るきっかけはストレスであることが多いです。
そして男性型脱毛症も過度なストレスが背景にあることが少なくありません。
一般に人は危険やストレスを感じると防御反応として体の中で作られるホルモンのバランスが変化します。
男性ホルモンはAGA発症に強く関わっているため、なにかしらのストレスが発症要因になっていることは想像にかたくありません。