一般に平均体温が低い人は、普通の人に比べて新陳代謝が低い場合が多いです。
血行改善はAGA治療の第一歩とも言われている位ですから、意識的に新陳代謝を上げることは現時点での症状の改善にもなりますし、将来の髪の生育土台を作ることにもなります。
食生活では冷たいものの摂取はほどほどにして身体を冷やす行為も控え、体を温める作用が強い生姜や黒砂糖、根菜類を食べるようにし、入浴の際もシャワーなら半身浴を併用したり、浴槽での入浴機会を増やせば、代謝が上がり、冷えによる障害が出にくい体になります。
髪にいいからと、普段から意識して海藻を食べている人も多いのではないでしょうか。
例えば、ワカメや昆布などは髪にいいととてもよく知られていますね。
しかし、実際問題として、ワカメや昆布ばかり食べていても育毛している実感は感じることができません。
決して栄養が偏ってしまわないように、タンパク質やビタミン、ミネラルなどを積極的に摂らなければなりません。
さらにここで大切なのは、お酒の飲みすぎやタバコの吸いすぎに注意することです。
現在において、厚労省から育毛治療薬として許可が下りている薬は、ミノキシジルとプロペシアの2種類のみです。
この2種類のうちでプロペシアは内服薬で、外用薬として売られているのはミノキシジルの方です。
ミノキシジルにも内服薬があるにはあるのですが、現在日本では薄毛治療薬としてはまだ認可されていませんから、どうしてもという場合は個人輸入に頼るしかありません。
薄毛の改善には生活の見直しも大切であるとされおり、重要なのは寝不足にならないことです。
満足のいく睡眠が取れていない時や、そもそもよく眠れていなかったりという場合には、髪の育成を妨げるので、育毛には十分な睡眠が求められます。
気を付けるべきなのは、睡眠前の飲食を控えること、お風呂、テレビやスマホなどの明るい画面を見ないことなどがより良い眠りへの第一歩になります。
普通に薬局で売られている育毛剤でも男性型脱毛症の改善に効果のある薬品の含まれているものがあります。
プロペシアと同様の成分が含まれたものは現状では市販されておらず、医師の処方を必要とするのですが、血行促進効果のあるミノキシジルを含有する薬は医師の処方箋がなくてもドラッグストア等で買うことができます。
現在、国内で入手できるのは大正製薬のリアップとその関連製品で、3000円台から購入できるものの、リスク区分上で第一類医薬品として指定されている以上、たとえ陳列棚に並んでいても薬剤師がいない時間帯には購入できません。
ただ、ネットでも購入できるようです。