俗説と思われているふしがありますが、AGAにはタバコは百害あって一利なしです。
吸わない人に比べ喫煙者はより多く薄毛生成因子であるジヒドロテストステロンというホルモンが増加してしまうことがわかっています。
おまけにタバコに含まれるニコチンは血管を収縮させる作用があり、体にも髪にも二重に悪影響をもたらすことになります。
真面目に治療に通ってもこれでは元も子もありませんし、もしかしてこれはAGAではと思ったら早いうちに禁煙するほうが、症状が進む速度も遅くなります。
通常の大人の場合で1日に数十本から100本の抜け毛があると言われています。
それでも髪が薄くならないのは、抜け毛の量に相応した充分な発毛があるからです。
ですから、薄毛の対策としては「発毛を増やす」、「抜け毛を減らす」の両方が大事なのです。
では具体的に何からはじめたら良いかというと、育毛のために血行促進を念頭に置いた生活をするようにしましょう。
動脈硬化や運動不足などによって血液の流れが妨げられると、正しい発毛サイクルのために必要な栄養素が頭皮に届かず、老廃物の排出が不充分になり、抜け毛以外にも、頭皮に深刻なダメージを与えてしまいます。
頭皮の血行を維持するというのは、とても大切なことです。
指先で頭皮を軽く押すマッサージで血行をよくすると、心地よさと共に髪の健康にも役立ちます。
四十肩やひどい肩凝りで腕が上がらない人は頭を前に倒して無理なく行なってください。
同時に、食生活を見直すことも大事です。
高脂質な食事を避け、血液がサラサラになる納豆やヨーグルトなどの食べ物を取り入れましょう。
食生活を改善するのが難しいという人でも、あきらめることはありません。
血流改善に効果的なのはやはり適度な運動です。
日常の中で継続的に体を動かす習慣をつけましょう。
習慣的に健康な髪にする事に注意しておく事が育毛ケアとしては最もお手軽でしょう。
元気な髪は元気な頭皮からしか生まれないので、頭皮の状態を守っていくため血液の循環を良くすることが要点です。
シャワーだけの入浴ではなくしっかり入浴して頭皮をマッサージする時間を確保したり、できるだけストレスを受けないよう励むというのも肝心です。
食べ物の中で育毛にいい物は何だろうと考えてみると、まずワカメ、昆布などの海藻全般を頭に思い描く人も多いと思われますが、実際のところそれほど育毛に効果が期待できないという説がいわれているのです。
同じものばかりを食べるようなことではなく、食べ物の中でもタンパク質、ビタミン、ミネラルの含まれるものをまんべんなく食べることが育毛にとっては大切なことでしょう。
また、食べ過ぎたりしないで適当な量を摂るように気をつけなければならないでしょう。
髪の健康に有効なものはたくさん挙げることができますが、例えば、はちみつです。
ハチミツは、葉酸、ビタミンB1、B2といったビタミン類を栄養成分として含み、さらに、ミネラル、つまり、鉄・カルシウムなどの含有量も多いのです。
蜂蜜と胡麻を一緒に摂取すれば、シナジー効果が得られますので、混ぜ合わせてバターのかわりにパンにぬるなどして、毎日の食事で、ゴマ+はちみつを意識して取り入れるようにしてください。
さらに、はちみつを、シャンプーやリンスに混ぜて使用することで、マイルドに頭髪をケアするといった使い方もあります。