知っている人もいるでしょうが、指の代わりに頭皮をシャンプーする電動ブラシが何個か市販されています。
原理的には、音の力によって髪の毛の根元の汚れを浮き立たせ洗いやすくした、頭皮や髪の毛に有用な商品と言えるでしょう。
更に、頭皮マッサージ効果も期待できますから、頭部の血液の巡りも良くしてくれるのですね。
でも、快適だからといってマッサージをし過ぎると頭皮を傷めてしまうので、使いすぎには十分注意しましょう。
様々な種類の薄毛がありますが、中でも難しいと言われるのがおでこの部分で、さらに実際、ごまかしがききにくい部分でもあります。
生え際が気になってきたら、AGAかどうかを調べてみるのがいいでしょう。
AGA以外の原因が考えられる時は、マッサージで頭皮をほぐしたり、浸透力の高い育毛剤を試してみてはいかがでしょうか。
おでこが気になる人は、早めに対策をはじめるのが良いと思います。
髪を洗う時にただの水ではなく炭酸水を使うと、爽快感があって気持ちが良いですし、さらに育毛の観点からも効果的です。
弾ける泡の刺激で頭皮がマッサージされ血行促進に効果的ですし、毛穴も綺麗にすることができます。
市販されている炭酸水ならどれを使ってもOKですが、軟水なら硬水に比べて泡立ちを邪魔しないためより良いでしょう。
メントール入りのシャンプーなどを目にする機会があると思いますが、これはペパーミントが配合されたもので、髪の毛を育てる効能があるハーブのひとつなのです。
マウスの実験でペパーミントオイルを使ったものがあって、育毛効果が一定量あることがわかりました。
育毛効果が実証されたからといって、実際にオイルを頭皮に塗ってしまったら強烈な刺激が逆効果になるので、絶対にやろうとしては駄目です。
育毛効果のあるハーブティーを摂取しようと考えているならば、男性型脱毛症の発症に関わる酵素を阻害してくれる効果が期待できるローズマリーティーが最適ですよ。
育毛方法はさまざまです。
育毛剤やシャンプーなど外用製品、サプリメントや経口薬などのほか、近年は医療機関でも対応するようになってきています。
皮膚科医院などでAGA(薄毛)のパンフレットをご覧になった方も多いのではないでしょうか。
育毛注射(ミノキシジル、ビタミン、プラセンタ、ニンニクエキスなど)といった、以前ならちょっと抵抗を感じた選択肢を選んでいる人たちもいます。
注射のほうが、経口摂取に比べるとストレートに頭皮や毛根に届くので、はっきりとした育毛効果が感じられ、とくに、早く効果を得たい人にとっては、良い方法と言えるでしょう。
ただし、これらは審美治療に相当するため、健康保険は適用されません。
診察も処置も全額自己負担となります。
自由診療なので料金にもバラつきがあると考えて良いでしょう。
効果が得られるまでには何度か繰り返し注射しなければならないので、経済的な負担や、通院にかかる手間も考慮しなければいけません。
ただ、複数回でセット料金を設定しているクリニックもあります。
自分にとって必要なのかどうか考え、よく調べてから利用するべきでしょう。