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人工歯の中でも、インプラント治療はほとん

人工歯の中でも、インプラント治療はほとんど保険が適用されません。


保険が適用されればありがたいのですが、インプラント治療をすすめようとするとブリッジや入れ歯など、保険適用ができる治療と比べて手間がかかるとともに、設備や技術が求められ、どこでもできる治療ではないからです。


あごの骨に穴を開けてインプラントを埋入し、周囲の歯との力関係を調節するなど時間を要し、全ての治療を通した費用はかなりの額になります。


全面的に保険がきくことにしてしまうと、医療費はいっそう増えてしまい、社会保険料の値上げが心配されるので、今後も原則保険適用にはなりません。


技術の進歩した今では、医療スタッフもインプラントに慣れてきて、失敗は少なくなったようですが、確率は低いながら、今でも不具合の起こることはあります。


埋め込んだ人工歯根が骨と十分癒着していなかったりして、噛んでいるとグラグラしてしまうなど、問題となる不具合が報告されています。


これは、インプラント手術の経験が浅い歯科医が担当していることに起因することが多いといえます。


技術が高く、インプラント手術に慣れている歯科医を選ぶことが大事だといえるでしょう。


今のところ、インプラントの歯根部はチタン製が主流です。


骨と一体化して安定した歯根となりやすくアレルギーも起こりにくいとされています。


インプラント治療開始前にはCTや、レントゲン、口腔内検査といった頭部全体の検査を一通り行い、治療方針を決めてから本格的な治療がスタートするので患者の意見や疑問も十分聞き入れて治療を行えます。


一通りの治療が終わったあとは、メンテナンスを定期的に行っていくことで、長い間、問題なく使うことが可能になります。


インプラント治療はどのような流れかというと、3つの段階に分けられます。


第一に、歯茎を切り開き、あごの骨を削って人工歯根を埋め込む、あごの骨の中に人工歯根がしっかり定着するのを待ち、歯根と義歯の間をつなぐアタッチメントをつけ、義歯をかぶせれば使用可能です。


という流れは皆さん変わりません。


どこに時間がかかるかというと、インプラントの埋入後、周りの組織となじんで骨に結びつくまでで約2ヶ月から6ヶ月見ておかなければなりません。


このため、インプラント治療を始めてから義歯を使えるようになるまで、全部で3ヶ月から10ヶ月かかることを覚悟しましょう。


インプラント治療の成果を左右する生活習慣はいくつかありますが、その中でも喫煙の影響は決して看過できるものではありません。


インプラント治療には数ヶ月、あるいはそれ以上かかる覚悟をしなければなりませんが、手術後に周辺組織が形成され、インプラントがあごにしっかり固定されることが次のステップに進むための条件です。


周辺組織を回復させるために、ニコチンも一酸化炭素もかなりマイナスに作用します。


インプラント治療の成功を願うなら、最低でも手術から治療終了までの間、禁煙あるのみです。
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