誰でも一度は、ワカメが髪に良いという話を聞いたことがあると思います。
広く流布しているこの噂ですが、残念ながら根拠のない迷信なので、育毛治療に使える可能性は低いです。
ワカメなどの代表的な海藻の成分で髪に良い成分を挙げるとすれば、ヨウ素とフコイダンになります。
甲状腺ホルモンをつくり、免疫力がアップして身体を健康にしていきますから、間接的に育毛に繋がるという意味では効果があると言えるでしょう。
お笑い芸人として活躍される岡村隆史さんも薄毛に悩んでいる一人で、AGAと向き合っています。
芸人根性で、薄毛もネタにできそうですが、月に3万円もの金額をかけて真剣に育毛しているんだとか。
薄毛の悩みの原因を調べた上で処方される病院の薬をただ飲んでいるだけでも、以前よりもかなり髪の毛が増えていると噂になっています。
育毛のためにサプリメントを摂る人も増加の一途をたどっています。
元気な髪が育つためには、地肌まで必要な栄養を届ける必要がありますが、意図して摂ろうとしても、来る日も来る日も続けるというのは難しいものです。
ですが、育毛サプリなら栄養素をピンポイントで簡単に摂取できるので、育ちやすい髪の毛になるはずです。
一方で、育毛サプリにばかり頼るのも、いいことではありません。
一般的に薄毛対策は、早く始めた方が効果が期待できるのですが、「何をしたらいいかわからない」「化学薬品は使いたくない」という人は、自然素材のグレープシードオイルを、育毛に使ってみることをおすすめします。
文字通り、ブドウの種からとれる植物油で、食用としても、そしてマッサージオイルとしてもよく知られており、頭皮をトラブルのない状態に保つ為の様々な成分、例えばオレイン酸や、抗酸化物質として有名なビタミンEなどがとても多く、食用としても大変健康に良いオイルです。
このサラリとしたオイルを少量手にとり、頭皮を指先で軽くマッサージすると、すぐ頭皮に浸透し、脂性肌や乾燥肌が原因のフケやかゆみを抑える効果があり、髪の毛が健康に成長するための、大切な土台である頭皮を良い状態に整え、育毛を促すのです。
さらに、このオイルはあまり香りもしませんし、髪につけると美しいツヤを出してくれますので、これを用いてヘアトリートメントすることもできます。
髪に長くツヤとコシを与えてくれるでしょう。
成人のカラダは60%近くが水分なので、一日2リットルから3リットルの水分を補給したいものです。
体内の水分が少なくなってしまうと血液が血管をスムーズに通らなくなって、血行不良が引き起こされてしまいます。
血行不良は髪の成長に必要な栄養素が届かなくなる原因ですから、髪が抜けやすくなったり傷みやすくなってしまうでしょう。
他にも、水分不足は皮膚の細胞も枯渇させるので、素肌と地続きである頭皮にも良くありません。