男性ホルモンの一種であるテストステロンの働きにより、男性はがっちりした骨格や筋肉を形作ることができます。
そして、濃い髭や髪を生やすことも可能となります。
しかし、これと別の男性ホルモンが、過剰に分泌されてしまうことで、髪が抜けて薄毛に、また、そこから進んで男性型脱毛症へ、改悪されていくことになるようです。
ですから、病院で出される医薬品や、市販の育毛剤などの育毛製品には、男性ホルモンを抑制する成分が配合されることが多いです。
ただし、薄毛や脱毛症を起こす男性ホルモンはテストステロンではなく、そこから変化したDHT(ジヒドロテストステロン)です。
これの活性化が薄毛を進行させることが知られてきて、テストステロンをDHTに変えてしまう、5αリダクターゼという酵素を抑制することが大事だと言われているようです。
シニアが健康目的で利用したり、女性が美容目的で使用することの多いコラーゲンですが、コラーゲンそのものは性差にまったく関係のない人体構成要素のひとつです。
最近では経口摂取により細胞を活性化させるという報告もあり、地肌ケア、育毛にも効果があると言われています。
コラーゲンと髪が同じタンパク質だからといって、直接結びつくわけではありません。
が、コラーゲンが消化されていく中で得られるペプチドや豊富なアミノ酸が皮膚や髪の再生に貢献しているようです。
摂取しつづけていくことで真皮層の再生が促進されるために頭皮の状態が改善され、抜け毛が減り、地肌の状態が改善されることで髪が健やかに成長でき、白髪や毛髪のツヤも改善されるようです。
さて、このコラーゲンを食事から摂取できるのでしょうか。
焼き鳥の皮や豚足が高コラーゲンなのは知られていますが、効果が得られるほど継続的に摂取するのは、ちょっとむずかしいことですね。
ですから、サプリメントやコラーゲン摂取を目的とした補助食品(ドリンク、ゼリーなど)から摂るほうが良いでしょう。
コラーゲンの効果を高めるようビタミンCやB群を配合した製品もオススメです。
もし、スマホのアプリで育毛できるとしたら、利用してみたくなりますよね。
育毛について知りたいことを提供してくれるアプリも利用できますし、薄毛などの悩みを持つ人には嬉しい総合アプリも登場しています。
もしくは、アプリを有効に使ってバランスの取れた食事や質の良い睡眠、適度な運動などが実現できるようにすることも育毛のひとつの要因と言えるでしょう。
でも、アプリを活用したからと言って、実際に問題解決に向けて行動しないと意味がありません。
育毛効果のあるシャンプーは頭皮の脂や汚れを落とし、髪を丈夫でしっかりと育てる助けとなります。
私たちの周りにあるシャンプーに含有されている、洗浄効果のある成分は、頭皮にダメージを与えやすく髪が抜けてしまう可能性もあるのです。
しかしながら、髪の育成に役立つシャンプーを使うことで、頭皮や髪にとってマイナスにならない成分でソフトに洗髪をすることができるので、髪の成長につながっていくのです。
数多くあるエッセンシャルオイルの中でも、良質なものを選ぶことで、育毛に繋がるかもしれません。
植物由来の効果で、血行を改善し、痒み対策になったり健康な髪を育てることに繋がるので、天然由来の育毛剤やシャンプーなどには、ハーブの成分がよく入っています。
オイルによって、香りや効果に個性があるので、いろいろ試してみて自分にあったものを選ぶと良いでしょう。