薄くなりだした頭髪が気になっているのなら、アルコールの摂取は控えるようにしましょう。
アルコールは私たちの身体に有害な成分なので肝臓によって処理されますが、それと同時に、髪に与えるための大事な栄養が無くなってしまいます。
髪を育てるために使う予定の大事な栄養が飲酒によって奪われ、不足すると、髪の成長を妨げ、抜け落ちてしまうのです。
花王サクセスは育毛以外にシェービング、ヘアケア製品も出していましたが、近年、育毛製品としては若手の俳優を器用したCMを展開しているので、ごらんになった方も多いのではないでしょうか。
サクセスの育毛トニックは普段用のほか携行用のミニサイズもあり、無香料、微香性、有香性などから選べ、同じ育毛シャンプーも手頃な価格設定から、抜け毛やボリューム感を気にする男性は一度くらいは使ってみたことがあるのではないでしょうか。
知名度が高く、利用者も多いサクセスですが、評価はバラバラです。
地肌のシーズンケアができてちょうど良かったと満足している人もいれば、「無香料なのが良かった」だけで高い評価をつけている人もいます。
また、書かれているような「発毛促進」の効果は感じられなかったと言う人もいるようです。
大豆の成分として広く知られているイソフラボンは、育毛にも作用します。
イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きをしているので、必要以上に男性ホルモンが分泌されるのを防ぐことが期待されるのです。
主に和食を食べる生活をしているとイソフラボンは十分摂ることができますが、サプリで摂ろうとするときは簡単に口にできるので必要以上に摂ることに気をつけましょう。
コーヒーが育毛に良いという記事を目にする機会がありました。
コーヒーというとカフェインの覚醒効果が広く認知されていますが、医学的にはカフェイン以外の物質による効能が以前から研究されています。
いまのところコーヒーを飲むと育毛に良いという説は経験論に近いものかもしれません。
あきらかに良いという人もいますし、抜け毛を促進するとも言われていて、調べてみると両説ともそれなりの根拠があるようです。
NG説が気になって紅茶しか飲めないのはつらいですし、有効ならコーヒーほど手軽なものはありません。
どちらの説が正しいのでしょう。
まず、コーヒーは頭をすっきりさせるといいますが、血行を促進させ老廃物の代謝を良くし、毛細血管を拡張させる効果などは育毛には有効だと考えられます。
一方、アデノシン育毛派の主張では、カフェインは毛髪の生育に必要なアデノシンという物質の生成を抑制する効果があります。
アデノシンは体内で生成され、一定量蓄積されると眠気を催す効果があるため、コーヒーからプラスの効果だけを得たいときは、寝るときにアデノシンがたっぷりあって、自然に眠いと感じる状態が望ましいので、夕方から夜は避けて飲むべきでしょう。
そうすれば、マイナス要因を作らず、プラスの効果だけを期待できます。
髪の毛が少し薄くなってきたような気がする、という人は大抵いろいろ育毛対策を始めるものですが、食事でもできる育毛があります。
その一つが、精米されたお米ではなく、玄米なのですが、毎食玄米は大変ですので、なるべく摂るようにする、ということで構わないでしょう。
美味しく炊き上げるには、少しコツと手間が要りますが、そうまでしても是非食べておきたい理由は、健康にいいものですし、何より育毛にとって大事な栄養素が多く含まれているからです。
ちなみにマクロビオティックの世界では完全食と呼ばれたりもする程、栄養豊富です。
育毛に必要とされる栄養素というのは、各種ビタミンやミネラル、食物繊維などいろいろあるのですが、白米ではなく、玄米を食べることで、これらをずっと多く摂取できますので、嬉しいですね。
わかりやすく白米と比べてみますと、白米を基準にした場合に、亜鉛、タンパク質、葉酸も多いし、ビタミンB2は倍、ビタミンEはほぼ5倍くらい、そしてビタミンB1は8倍ほども含むそうです。