解離


話題:精神科
★解離とは?
体験と過去の記憶の照合。
他人でない自分がそれを体験しているという感覚。
その体験から受ける知覚、感情、そして自分の身体を支配している感覚。
以上の点の一部、又は全部が統合を失い、意識化されなかったり、感じなかったり、ないように感じたりする状態のこと。
ボーっとしたり記憶が一致しなかったり。
空想に耽っている。
何かにとり憑かれている状態。
このような体験は軽い解離といえる。
解離という仕組みは総ての人にとって正常な心の動き。特に多感な思春期には解離を体験することが多い。

☆病的解離(解離性障害)
心に大きな負担がかかることで、意識・記憶・知覚・同一性の統合が失われること。

☆解離性健忘
ある一定期間、自分がどこで何をしていたのかを忘れてしまうこと。
極めて強いストレスやトラウマにぶつかった時に記憶を失う。

☆解離性遁走
突然、職場・自宅から逃げ出してしまう。

☆解離性同一性障害(多重人格)
2つ以上の人格がある。記憶の共有がないことが多い。


☆離人症
自分の意識や自分の身体の現実感を失う離人感。
自分の周りのものを奇妙な異物として感じる非現実感。
《判断基準》
自分の心や身体から離れて、あたかも自分が外部の傍観者のように感じる。その間、客観的に下界を評価できる。

解離性人格障害を起こす人は虐待・性的虐待の経験者が多い。
解離は癖になることがある。

不安感が起きる要素

話題:精神科
1:血が足りないことによる精神不安定
日頃、きちんと食事を摂っていないなどの養生不足や、頭や目を酷使することが長時間続くと血虚という症状になります。

2:津液(水)不足
津液は身体の大事な潤いの成分を言います。
体質や、いつも12時過ぎに寝る・夜更かしが多いなどの津液を消耗する行為を長くすると身体に『ほてり』感が出てきます。
微熱が出る。手足が火照る。身体が火照る。
火照り感が出ている人で不安神経症の人は、この水が足りないことによって起こっていると思われます。

3:身体に悪い湿気が溜まってる
舌を鏡に映して舌苔をチェックしてみて、舌苔が沢山生えている人はこの『湿』が身体に溜まっている状態。
常に身体に重石がのってるような気分になり落ち込みやすい。
精神的に暗くしたり、身体が重くだるくしたり、吐き気・目眩などがある人は、この傾向がある。

4:五臓六腑の乱れ
徹夜をするような職業の人に多い。
耳鳴り・頻尿は『腎』が弱っている証拠。
できれば9時に寝るとよい。

5:心が弱っていると不眠が出てくる
寝付きが悪い・よく夢を見る・悪い夢を見て魘される。
心臓がドキドキする。息苦しい・動悸の症状も心に関係している。


★夜寝ないでストレスを溜めたり、過労したりすること
血を消耗する
津液を消耗する
腎を弱らせ精神維持のための大事な物質『精』を消耗する
心に負担をかけ弱らせる

★ストレスを溜めること
血を消耗する
精を消耗する
心に負担をかける

ショックなことが起こると心がビックリして負担をかけ、精をかなり消耗します。

不安神経症(パニック症候群・パニック発作)


話題:精神科

不安発作を繰り返すことを不安神経症といい、発作を起こすのではないかと不安になることを予期不安といいます。

《要因》
仕事での疲労
精神的ストレスなどが引き金になっていることがあり

《特徴》
女性に多くみられます。
時期は青・壮年期に多くみられる。

《症状》
動悸・胸の詰まった感じの苦しさ・息苦しさ・目眩・冷感・震え・手足の痺れ・頻尿・腹痛・下痢・吐き気・耳鳴り
などといった症状があり個人差があります。

《治療》
薬物治療法:安定剤・抗うつ剤
心理療法:カウンセリング

いろんな鬱病


話題:精神科
☆内因性(精神病性)鬱病
遺伝や体質が重視され、症状も重症な場合

☆反応性鬱病
急激な心理ショックなために内因性鬱病に似た症状を示す。
しかし内因性鬱病に比べて症状が比較的に軽く予後もよく、外罰傾向を示す。

☆神経症性鬱病(抑うつ神経症)
これは神経症の一種である。
内因性鬱病のように、鬱気分の日内変動や焦燥感がなく、睡眠、食欲、性欲が強く障害されない。

☆仮面うつ病
身体的な症状だけが強く自覚され、鬱病本来の精神症状である抑うつ気分や精神活動の抑制が気付かないほど、軽症の内因性鬱病のことで、身体病の仮面をかぶっているという意味。

☆初老期鬱病
初老期に発病し、一般の内因性鬱病とはいくつか異なり、特徴的な状態を示すことが多い。
比較的よく喋り、しばしば不安、焦燥や妄想が前景に立つため、神経症や初老期の妄想状態との鑑別が困難な場合がある。

☆荷おろし鬱病
定年などで、それまでの過重な負担がぱっかりはずれた状況で、この時期に発生するうつ病

☆引っ越し鬱病
権威的人物が内的に摂取し、社会性においてもその人物の庇護下にある時は安定しているが、転勤、転居などによってその庇護から離れたりすると途端に不安定になり鬱病に陥りやすい。

周囲からみてわかる鬱病のサイン


話題:精神科
口数が少なくなった
身だしなみに気を使わなくなった
元気がなく塞ぎこんでいる
イライラしている
悲観的なことを口にするようになった
話しかけても生返事しかしない
付き合いが悪くなった
午前中や休日明けは特に仕事がはかどらない
会社を休みたいと口にする
仕事が滞る
些細なミスを繰り返す
遅刻や欠勤が増えた
仕事への意欲へ集中力が低下している
顔色が冴えない
食欲がなく痩せてきた
(人によっては逆に太る場合もある)
充分に眠ることが出来ない
帰宅後、酷く疲れている
体の不調を訴える
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