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不死身の女

春が来たというのに…………すっかり油断しておりました。カオリです。




なんのこっちゃい?と思われるでしょうが……。


実は本日、馬に腕を蹴られまして(^_^;)。




ちょっと説明しますと。

暖かい季節、う〜ん、だいたい4月から11月くらいまで、乗馬クラブには馬の血を吸うハエが出没するんですよ。
もちろん、血を吸われるのはチクっとして痛いので馬は嫌がります。嫌がって尻尾を振ったり、お腹に付いたハエを後ろ脚で蹴り上げて払ったりと自衛するわけです。


で、本日のアタクシは会社帰りの昼下がり、クラブへ寄って(会社とクラブは車で2分の距離なのです)馬の床屋さんをやっておりまして。

全身に毛皮をまとった馬たちにはすでに、暑さで汗ばむ陽気となっておりますので。
これからますます暑くなる&梅雨を迎える前に少しでも涼しくなれば……と、たてがみを抜いたり梳いたりして馬と触れ合っていたアタクシ。
ほら、真夏に髪の毛がうなじをペッタリ覆っていたら不快でしょ?


しかしね〜……相手が、思いのほかハエに敏感、かつ体が柔軟で後ろ脚が高く上がる馬だったんですよ。まぁ、ただ単にアタシが油断していたんですが。

左肘に、ハエを追って蹴り上げた馬の蹄がヒット!!(←アタシを蹴ろうとしたのではないのです)

やっちまったな〜おいっ!(@クールポコ)ってなモンです。


『ヤバイ!』と思って直前で体を引いたのでクリーンヒットはまぬがれたんですが、やっぱり蹄鉄に少々お肉をえぐられまして(苦笑)。(←笑ってられるんだから大丈夫ですよーっ!)

もしクリーンヒットしてたら、肘の骨砕けますからね。よかったよかった、この程度で済んで!!

馬に悪気はないし、ハエが出てきてるのに気付いていながら用心しなかった、アタシの油断が原因だから……しょうがないですよね〜(〃_ _)。




アタシ、本当にうっかりとか油断が多いみたいで、しょっちゅう細かいケガをするんですよ。
コケたり階段を踏み外しての捻挫とか打撲はしょっちゅう!

『そんなどんくさくは見えないのにね……』

と、よく言われます!
HA・HA・HA!


でも、馬を扱う時の油断は即!大ケガにつながりますので……これからは今まで以上に注意したいと思います。
自分への戒めのための宣言です!!

アタシが大ケガして入院…なんてなったら、家族みんなに迷惑かけてしまいますもんね。気をつけないとねぇ-;)。




でもね。

危険なことばかりじゃなくて、油断さえしなければあの子達は最強の癒しキャラですよ!

500s以上もある動物にすりすりとなつかれると、胸がキュンとします。
瞳を覗くと、どこまでも透明な、澄んだ茶色に引き込まれます。

本当に馬って綺麗で優しくて、癒される……(´∀`*)。


これを読んで、もし少しでも興味を持ってくださる方がいらっしゃるなら……(←いるのか?)
いつか牧場(マ○ー牧場的な?観光牧場)にお出かけする機会があったらば!ぜひとも馬の瞳を見てみてくださいませ!!


すげーカワイイ、癒されること請け合いですよ(^_^)v。

あいたたた……

馬に手を噛まれました。カオリです。






…………マジ痛い。
そして、手も痛いけど心も痛い。
何年馬やってんだよアタシ。マジ凹みます。


いや、ヤツも悪気があって噛んだわけではなく……遊びの中でじゃれついた、いわゆる甘噛みなんですが。
(彼らが悪意を持って、本気で噛んだら指なんか飛んじゃいます。シャレにならない。)

思わず、

『いっ…………てーな!おいっ!!』

と言いつつ手を払ったら、ヤツめ、申し訳なさそうな顔してました。(笑)


まだ若い馬で、いたずらっこで有名なヤツですから。
人間と遊ぶ時は、馬同士で遊ぶ時より手加減(つーか口加減)しなきゃならないという事を、なるべく早く覚えてほしいものです(;_;)。

乗馬として生きていくなら、人間に対する力加減を覚えてもらわないと……お互いのために。
アタシも、馬言語の習得にもっと精進しますm(_ _)m。




でも。
手を痛めた原因は、確実にアタシ。

犬でも猫でも馬でも、動物にはそれぞれ社会的ルールというものが存在していて。
でも、時々その社会的ルールをおろそかにしてしまうアタシ。ダメだ。


しっかし……甘噛みとはいえ、1馬力の顎の力はやっぱり強力でした。

左手の親指の付け根をカプッとやられたんですが、骨が痛いっす(泣)。腫れもあるし歯型もついてるし……くそぅ。自分が不甲斐ない。

湿布貼っておこう。明日には治ってるといいなぁ(←激しく希望)。



やっぱり、趣味で怪我して仕事に影響出すのだけはやっちゃイケナイもんね。いつものスピードで文字入力ができません(涙)。

アタシの仕事、指が命なんだし。
と言うと手タレさんみたいですな。全く違う仕事だし、アタシには絶対に就けない仕事だ。


とにかく明日!腫れが引いてることを祈るのみ……。




短いですけど本日はこの辺で。

今日は他にも、新聞屋さんに貰った招待券で映画を見に行ってきたんですが……その感想も書きたかったなぁ。



どうせチケットもらえるなら、ヘブン○ドアかヤッタ○マンがよかったなぁ……。なんて(思っても)口にしてはいけませんが。(←貰い物にケチつける最低女)

思いのほか良かったですよ、『旭山動物園』。




ぜひまた後日、感想を述べようと思います。

トップランナー

本日は、N○Kで興味のある番組をやっていたので宿題くんは録画して翌日見ることにして、そちらをがっつりと見ました(^_^)。


トップランナーという番組なんですが、皆様ご存じでしょうか?


様々な業界で注目のされている方や、文字通りトップを走る方をゲストに招いて、その方のVTRを見ながらトークするアレなんですが……これ面白いですな〜。

うん、勉強になる。てか、ダメダメな自分に活を入れるのに時々利用させていただいておりますm(__)m。




本日のゲストは競馬ジョッキーの三浦皇成くんでした。

彼は、去年の2月にデビューした現在19歳の新人騎手ですが、本当にすごい人です。

競馬に興味のない方はジョッキーといったら武豊くらいしか聞いたことないかもしれませんが、三浦くんはただ者じゃない!
めっちゃしっかりしてる!いい年のアタシが恥ずかしくなるくらい、自分の言葉で聞かれた事を語り、しかも常に周りの人・馬への感謝の言葉を忘れないんですよ。
……キミ、本当に19歳(゜Д゜;))))!?


彼は2008年の競馬で、武豊が21年前に作った最多勝利新人騎手記録の69勝を上回る、91勝を挙げた人です。
30勝すれば新人騎手賞がとれるかな?という世界で、これは桁外れな記録で……なんでそんなに勝てるのか?と常々アタシは思っていたんですが。

う〜ん、見て納得。

若くても、やっぱりトップに立つ人間って、違うぜ。

考え方も、情熱も。自分を支える周りの人に感謝する気持ちも、努力も。
なによりあの目は19歳の男の子の目じゃない。




彼はね、5歳で『ジョッキーになる!』って決めてから毎日筋トレしてて、年長さんで、すでに腹筋割れてたんですって(笑)。
おやつは、他の子がお菓子食べてても温野菜って、アンタどんだけ……。(←競馬学校に入学するのにも体重制限あるから!)

…………ハンパねぇな、ホント(笑)。


あと、彼が競馬界・厩舎関係者に縁故も血縁もないのに、独りで飛び込んできて、成功しつつあるのは……やっぱり周りの人たちに、『コイツを勝たせてやろう!』と思わせる態度・人柄でしょうな〜。
その点は、所属した厩舎の調教師に恵まれた、ってのもあると思われます。

彼と調教師の先生との師弟関係は(今時あんまりないよね、『師弟』って(^_^;))、……とにかく素晴らしい!

先生から教わったことは

『義理を忘れるな』

だそうで。協力してくれる色々な方への恩を忘れないように、という事らしい。

『先生をトップにしたいし、僕もトップになりたいです』

って……、キミいいヤツだなぁ(T_T)。
今の日本に、こんな事を教える親、素直にきく子が存在するとは……。

時代錯誤かもしれないけど、人として大切な事だよなー……。
ふっ、心が洗われるぜ……。(←アタシの心、すさんでるからなー(-_-#))


好きな事を好きで居続けることや、努力し続けることは難しい。

才能があって、努力し続けることができて、結果を出しても、周囲の人に盛り立ててもらえなければ誰にも省みられなくなっちゃうしねぇ……。(←驕ったら終わりの業界なんですよ、競馬界(-"-;))


決意した事があってもなかなか貫けない、心の弱いアタシにとって。
好きだから大変でも頑張れる、努力することのできる(しかも並みじゃない努力!)彼は、決して近づけない憧れのようなものです。

彼がどうやって今のようになったのか、ご両親の話や学校の先生の話を聞いてみたいモンですな〜。
興味深い、ふむ。




とにかく彼に対し、凡人のアタシはただただ感服する以外ありません。(←素直この上ないなお前)

アタシの尊敬する人リストに入れさせていただきますm(__)m。


皆さん、三浦皇成くんをよろしくーっ!(←回し者じゃないですけどー)

悲しみブルー

やっと先日受けたお仕事を納品してきました(ぐったり…)。

や〜、納期に間に合ってよかったよかった(´A`)。これで魔王のDVDBOXが買える……ふっふっふ。

アタシはずーっと根を詰めてやってると、ミスが多くなるので、1時間毎に10分くらいづつ休憩を入れるんですが。その度ケータイをポチポチ…。
このひとときが、楽しかったなあ。


で。
今日は納品後、乗馬に行く予定だったんですが。

…………ダンナが帰ってこねえぇぇぇ!!(←半ギレ)


彼はきのう、会社から直接新幹線に飛び乗って、終電後まで東京でライブを楽しんでおりまして。(←おっさんのクセにオールですよ)
今日は休みなので、午前中に帰宅予定だったんですが……。


帰ってこない…(ぽつーん)。


しびれを切らして電話してみますと。

ダ「ん?今、会社だよ」

……なんですと!?
そんなに会社が好きか!?
妻の2週間に1度の楽しみより、会社が大切か!?
休日出勤手当も出ない会社なのにぃ(T_T)!

……と言ってやりたいのはやまやまですが、仕方ない。

カ「(怒)……じゃあ何時に帰ってくる?」

ダ「ん〜、間に合うように帰るよ」

……メールくらい入れてから、会社寄ってくれよ〜。
アタシ、出かけるの楽しみにしてたんだしさぁ…。
東京のどこかで行き倒れてたらどうしようかと思いましたよ(-"-;)。

自由人にもほどがあるっつーの!




まあ、時間ギリギリではありましたが帰宅してくれたので(←ギリギリでいつも生きていたいらしい。あれ?)。




チビッコ達をダンナに託して、アタシはウキウキで乗馬クラブに出かけたんですが……。

馬友達から、アタシにとって衝撃のニュースが!!

「ネロリ(アタシの大好きな馬)、病気療養で退厩だってぇ!(泣)」


…………。
ショックでした。
もう二度と会えないかもしれない。


病気というのが『蟻洞(ぎどう)』という、蹄の疾患なんですが、これが厄介で。
蹄の中が蟻の巣のように複雑に穴が開いて、普通に歩けなくなってしまうんです。
もちろん、仕事はできません。

重症になると脚を地面につけなくなるらしいけど、特効薬はなくて、ただ蹄が伸びるのを待って、悪い部分を削り落とすしかないという…。


馬の脚というのは、まさに『ガラスの足』で、1本ダメになると、残りの3本だけでは自分の体重を支えきれずに、循環器系の病気になったりして、死んでしまうんだそうです。


超!高額な競走馬ならまだしも、乗馬の練習馬では、治る見込みがないと判断された時点で、処分されてしまうでしょう。

つまり、肉屋行きです。




幸い、ネロリは今のところ重症ではないということで、休養という形でよその厩舎に移されましたが。
完治には半年以上かかるそうです。

働けない、病気の馬に、明日の保証はないので……心配です(;_;)。


どんなに可愛がっても、ペットではないですから、経済動物というカテゴリーに入るんですから。
仕方ないかもしれないけど…。


何年やってても、こういうのって、慣れないなぁ…。




ネロリは、ウチのクラブに来た時、極度の人間不信で。
不良の中学生みたいな目をしてました。
『オレに触るとケガするぜ』みたいなカンジです。

顔はめっちゃハンサムなのに、いつもとんがった目をして周りを威嚇して、腫れ物扱いされてました。


…でも、アタシはそういう子が気になっちゃうんですよ。

クラブへ行くたびに、馬房に顔を出して、仲良くできるように可愛がってるうちに、だんだん目付きが丸くなって…。
今では噛んだり蹴ったりという、問題行動もなくなった、カワイイ奴だったんです。


『絶対治して、早く帰っておいで』って、言ってあげたかったな。
サヨナラも言えなかった。


考えてみたら、写真も一枚もないや。

ツーショット写真とか、撮っておけばよかったな。




今日は久々に落ちてます(;_;)。

ラブリーベイベー! 2

きのうアタシがはねトビ見ないで、どこへ行っていたかというと……

乗馬です。
いぇ〜いo(^-^)o!




最近たびたび録画失敗するおんぼろDVDレコーダーは、HDD付きに買い替え検討するとして(ムキ〜ッ!!)。


きのうは久々にダンナにチビッコ達を託して一人で乗馬クラブに行ってきました。


(今日はアタシがどんだけ馬が好きかという、極めてマニアックで自己満な日記になっております。ご注意を!)


アタシの通うクラブは、お金持ちと、会社員・主婦・子供などパンピーの比率が1対9くらいのリーズナブルなとこなので、気後れせずにちょいちょい通えるのがいいところ。
月会費を払い、クラブの馬を1回いくらかで貸してもらって乗るシステムです。

きのうの相方はクロスケくんという、真っ黒で(そのまんま)大柄な男の子でした。


……このクロスケ、実は問題児だったりするんだな〜。
乗り心地もいいし、高い障害も跳べる、能力はある子なんですが。


……仕事が嫌い、なんですわ(-"-;)。


乗馬クラブの馬の仕事は、もちろん、お客さんを乗せて指示通りに歩いたり走ったりすることです。
しかし、クロスケは走らないし歩かない。
乗り手がどんだけがんばってもムチを使っても動かない子なので、はっきり言ってお客さんの評判は悪いです。みんな馬に自分の指示をきいて欲しいし、クロスケとじゃ、人馬一体感は感じにくいからね。
アタシも頭を抱えましたよ。

今まで3回彼に乗らせてもらって、3戦全敗!どんだけ怒っても、無視され続けたアタシ(T_T)。
こっちは金払って乗ってんじゃ〜〜!!




……でもさ。馬って本能で走ることがインプットされてる動物だもんね。
身体が悪くて動けないワケじゃなくて、クロスケの心の問題で動かないんだろーな……。


実際、馬が人に対して攻撃的になったり(噛む、蹴る…とかね)、何かを嫌がるそぶりを見せるなどの問題を抱えるのは、人間が原因であることが多いと…アタシは思います。


前はこんなじゃなかったもんね。人間不信になるような、何かイヤなことがあったのかも?




というワケで、作戦変更。
題して、『アタシはキミが大好きだよー!ラブラブ褒め殺し大作戦』!!

叱り付けてもムチで打ってもダメなら、その逆を行こうという、単純ではあるけど、はっきり言ってあまり人のやらないマイナーな作戦です。
だって、あんまりみんなの前で『あのクロスケ』とベタベタイチャイチャラブラブして、話しかけまくってたら…イタイ人だよ、はっきり言って。


でも、これは作戦なのだ!!
上手く乗る技術なんて持ってないんだから、アタシのラブ(^_^;)で馬の閉ざした心をこじあけるのだ!!




で、何をしたかというと…
まず、褒めたたえる。
ブラシをかける時におとなしくしてたら褒め、馬装という、鞍など乗るための道具を装着する時におとなしくしてたら褒めます。

そして、身体全体を撫でまくって声を掛けまくる。アタシの存在を無視することが不可能なくらいにね。

ふっとい首に腕を回して、ぎゅうぅっと抱き締めたら、香ばしくてちょっと苦い匂いがしました。いい匂い(*^_^*)。


そうやって、カワイイカワイイとやって機嫌をとってから乗ったら…前回よりは上手くいきましたv(^_^)v。


これで上手くいく、って思うのは、アタシの一人よがりなのは解ってるけどね〜(笑)。

やっぱり、褒められたら馬だって気分はいいのではないかと。
やればできる子なんだから、さ。
またクロスケに乗る機会があったら、今回よりもっと彼の気持ちを汲み取って、楽しく乗れたらいいなぁと思いました。






アラシちゃん……何より萌えたのは、最後の相葉ちゃん罰ゲームでした!!
涙目だよ〜!顔固まってるよ〜!!
かわええ…。くらっ。(〃_ _)σ


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