その4から6


スタツア以上の知識がない状態で今更星戦を鑑賞。4から6まで。
なんで今まで見なかったしと思うほど面白かった。

・なんの予備知識もない、ストーリー解説は冒頭のナレーションだけ、でも楽しめた。用語とかいちいち説明されなくても面白いって凄い。時代も場所も技術も遠く離れてるからいちいち細かいとこ突っ込む必要ないってのもあるのだろうが。
爽快感があってわくわくする。画質とセットが時代を感じるけどそんなの気にならないくらい演出が良くてやっぱり名作ですねって。SFは食わず嫌いしてたけどいいかもしれない。

・主人公が全然嫌な奴じゃないんですよね。仲間思いだし勇者だし幸運だし。仲間たちもそれぞれ困ったところはあるけど悪い奴らじゃない。いくらでも役に立つしいつの間にやら一人も欠かすことができなくなってる。こじれてもまた仲良くなるから気分悪くならずに楽しくさらっと見れる。
あえて主人公の気になった点を挙げるとすれば明らかな敵のボスと仲良くしようとしてるところだろうか。それも彼の主人公らしいいいところだけども。そのおかげで生き残れたわけだし。
オビさんはガンダルフ老のイメージなんだろうか。

・人外可愛いよ人外。Rが結構悲痛な悲鳴を上げるって初めて知りました。
というかこの映画は直せるからってロボットの扱いが乱暴すぎる……精密機械なのに。千切っても壊しても直っちゃうからいいんだけども。技術が発達しすぎているってことなのか。
なんにせよドラム缶野郎が可愛すぎて困る。一家に一台ぜひとも。

この映画は色とりどりな世界観と様々な人外生物を作るのが上手すぎる。歩く毛布とかマスターとかいろんな形の奴らとかぬいぐるみみたいな種族とか。どれがCGでどれが機械でどれが特殊メイクなのか全然わからない。Cは中に人入ってますよね?

・暗黒卿が人気な理由がわかりました。素晴らしいカリスマと邪悪さ。
彼の翻すマントはどんな計算が施されているのか知らんが余りにかっこよすぎる。
一度見たかったシーンが見れた。
「お前の父は私だ」
「うそだあああああ」
帝国軍兵士になりたい。んで失敗して暗黒卿に殺されたい。
父と兄妹がほのぼのしてる物語を公式でやってくれませんかね………