よく分かる☆いままでのでぃばいん

リサ「はーい! どうもこんにちは! 皆のアイドルこと、リサちゃんです! とってもお久しぶりなのでたくさん目立っちゃおうと思います!」

レオ「アシスタントのレオだよー。ダズだと思った? 残念☆」

メル「メルベルもいるわよー!」

リサ「ダズはなんだかんだ目立ってるから、まったくぱっとしない二人がここぞで目立っておきたい! という願望を吐露していたので、こちらを尊重いたしました! いえい!」

レオ「いえい! ありがとー!」

メル「いえい!」

リサ「さて。前置きはこの辺にして、なんで今日私たちが集まったのかをお話しするわね。単刀直入に言うと、あらすじです」

レオ「前回までの間が空きすぎて、俺たち自身内容忘れてしまったから。その復習だね。」

メル「歳だから、とかじゃないわよ!」

レオ「その補足が自らの首を絞めていることに気づかないのかな?」

リサ「細かいことはおいといて、早速本題にいくわよ。これまでのでぃばいん! じゃじゃん!」

レオ&メル「じゃかじゃん!」

リサ「まず第一話! ディルとディーナが任務で行った小さな村で、再生能力を持つ変な生き物と遭遇します。怪しいと思ってレオに報告した結果、それらがコアを持つ生命であることが判明!」

レオ「通常コアは無機物にしか存在しないから、生命がこれを持つことはありえないはずなんだよね」

リサ「この事態を不可解に思ったレオたちは調査をすることにしたのでした。そんな矢先、隣国であるベルザークの偵察任務が軍からの依頼として与えられることに。嫌々ながら仲間たちと国境へ向かったディルたちは、そこで恋人を探す男に出会い、彼と恋人の再会を手伝うことに! 途中あれやこれやに巻き込まれ、敵国の軍人と一戦交えたりしたりもありながら、なんだかんだで無事恋人同士を再会させることができたのでした!ここまでが二話ね」

レオ「いやあ、このときは地味に大変だったんだよ。本編で触れられてないけど、負傷したディルたちを国境まで迎えに行ったの、俺だったんだもん。地味に疲れたなあ。まったく触れられてないけどね」

メル「何の描写もなしに三話だものね」

リサ「はい、年寄りの戯言は放っておいて、次行きましょう! 三話! 三話はディルダズジャルの野郎三人任務。コアを持つ生命の情報を追って、首都の地下にある貧困街、トラヴィスで闇オークションに潜入しました! なんかマフィアみたいでかっこいいわよねぇ。スーツなんて着ちゃってさ」

メル「あのスーツって地味に高級品なのよね、まったく触れられてないけど」

レオ「こういう裏話を補足するのがアシスタントの仕事ってもんさ」

リサ「普段着ない人がスーツ着るのってギャップがいいわよね! 野郎三人はどうでもいいけどね。まあ、なんだかんだでここでもいろいろありました! ジャルの故郷がトラヴィスであることが判明したり、めがま……ダズの過去になにやら因縁の在りそうな男が登場したり。それよりも重大そうなのはこの辺ね。謎の少女と軍人の影!」

レオ「再生する獣を従える少女。彼女もまた再生能力を持ってるみたいだし、ただならぬものを感じるよね。それも問題だけど、もっと困るのは軍人が絡んでるってことだ。俺たちハンターはあくまで中立。軍と変なもめ事を起こして、国を敵に回したら大変。けど調査をやめるわけには行かないし。あー、やだやだ」

メル「うまいこといかないのかしらね」

リサ「ねー。そのほかにも三話は地味にいろんなことがあるわね。あの時であった赤い男……あいつは一体何者なのかしら」

メル「次の話は4話ね」

リサ「そうね! これは今現在進行中なわけだけど。いろいろな謎を解明するために、皆は軍と敵対するリスクを負ってでも前に進むことを決めるのよね! そんな中、忍び寄る赤い不審者! あたし、一体どうなっちゃうのかしらー? きっとすてきな王子様が助け出してくれるのよね! 楽しみだわ!」

レオ「何でそんなに楽しそうなのよ」

リサ「楽しくしなきゃやってらんないでしょー」

メル「レオ、しっかりしなきゃね」

レオ「耳が痛いなあ」

リサ「こっちはこっちでいろいろあるのだけど、そんなことはつゆ知らず、ディルたち5人はミリカの情報をもとに使われていない軍の研究施設への調査任務へ。リイラの能力で監視の目を欺きながら、施設内へ潜入! 潜入捜査ってかっこいいわよねえ。あたしもやってみたいわぁ」

レオ「リサはすぐばれそうだから駄目だね」

メル「同意」

リサ「くっそう! 軍の施設を調べるうちに、軍がコアを持つ生命体についての研究をしていたことが明らかになるわ。その他にも人間を対象にした非道な研究も行っていたみたいね……。そして深部へ進んだディルは、トラヴィスで会った少女、ニナと遭遇。何かを知っている風な彼女に翻弄され、いつもの調子が出せずにぼっこぼこにされてしまうわ。ピンチね!
 でも、ピンチの時こそドラマは動く! ヒーローは遅れてやってくる!」

レオ「間一髪のところでディーナの登場だね。いやあ、これはしびれるよね。主人公! ってかんじだよねえ」

メル「主人公交代のお知らせかしらね?」

リサ「ディーナの奮闘により、ニナのもとから退いた二人。彼らは無事に逃げきれるのか? ニナの目的とは何なのか? そして、ディルは主人公の座を守りきれるのか……!? こんなところで、今回のお話に続くわけね。」

レオ「いやあ。なんだかんだいろいろあるんだね! お疲れさま」

リサ「ふう! これであらすじは終りね。長かった……」

メル「お疲れさま〜。でも、久しぶりに目立てて良かったわね」

リサ「ほんとそれね! 今後ちゃんとあたしの出番はあるんでしょうね……」

レオ「このままフェードアウト、とかあるかもね?」

リサ「なんとしてもそれは避けなくては! ここで好感度をあげておけば、きっと……」

メル「好感度とかいってる時点で駄目ね」

レオ「さて、いろいろ復習できたことだし。ここいらでお茶でもどうだい? おいしいお菓子を見つけたんだよー」

リサ「やった! 食べる!」

メル「それじゃあ、準備しなくちゃね。ゆっくりまったりといきましょう
〜」

リサ「と、いうわけでいままでの復習でした! かいさーん!」