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不意討ち

昼、旦那からメールが入った。

(前から思ってたんだけど、財布ボロボロだよね?他に無いの?)
こっちは生活厳しいから自分の物も買えないんだよー!

思わずムカッと来て、

けどメールの文面には出さずに、

(余裕無いのに自分の買おうと思わないよ)

とメールした。

そして泣いた。

せめて知らないふりでもして欲しかった。

自分が欲求を満たしたから、人の事が見えてくるんだと思った。

何通かメールのやり取りをして、もう辛かったのでメールを終わった。

夜になってこういうメールのやり取りをした事なんて忘れてて、普通に旦那と話して、

いつものように旦那はナイターに行った。

家事を終えて部屋に戻り携帯を見たら、旦那からメール。

(まだ早いけどメリークリスマス♪)

というメールに、私は、

(誰とまちがえてんの笑)

と返信しながら苦笑した。

これはジョークで送ったわけなんだけど、送り終えて、真面目に考え込んでしまった。

一緒に居るのに、早めにメリークリスマスをする意味が分からない…。

もしかしてホントに誰かと間違えたんじゃ…。

そんな事を考えながら、カバンに出しておいた古びた財布をしまおうとしたら…。

(・_・)

カバンの中に、プレゼントが。

ちょっと、どうしようかと思った。

慌ててカバンのチャックをまた閉めてしまった。

この後冗談に乗ってやけ酒でもしようかと思ったんだけど。

そのやけ酒もできなくなり途方に暮れてる。

あのプレゼントは流れからして旦那からのクリスマスプレゼント。

ああ、どういう反応をすれば!

心が折れそうだ

こんなことくらいで?

って感じなのですが、うちのローンがまた増えました。

月の支払い額は少ないんだけど、あまりにローンが増えると不安になる。

車検と車のタイヤのローンを組んでいるんだけど、パソコンが壊れたためこれもローンを組んだ。

パソコンを選んだのは旦那。

もう少し安いのにして欲しかったのだけど。

最初、頭金を設定してローンを払う年数を減らすのはどうだろうと旦那が提案してきたのだけど、頭金を出せる状況になかったから断った。

「それだと、かなりの年数払う事になるよ?」

と、真顔で言われたのだけど、じゃあ、その頭金はどっから出てくるのですか。

ボーナスも、月の生活費にあてないと生活できないのです。

結局月の支払いは少額だけど、長い年月をかけローンを払っていく事に合意してくれた。

まず、ローンを作らないと家電を買えないという事実からしてヤバイ。

そのヤバさを旦那は分かってない。

自分が月いくら持ってくるか、自分で分かってるはずなのに、どうして簡単にお金を使えるんだろう。

価値観が違いすぎる。



クリスマスプレゼント

息子はとんでもないものをサンタさんにリクエストしてた。

WiiUのマリオカート8セット

…は!?

三万!?

うちでは三万なんて大金、簡単に出せない。

そしてさらに息子は娘へのクリスマスプレゼントにアンパンマンの足こぎ車をリクエスト…。

どうするか真剣に悩む…。

まだサンタさんを信じている息子。

ここで、あんまり高いクリスマスプレゼントはパパやママは買えないと現実を突きつけるか…。

あるいサンタさんがくれたものと信じさせるか…。

本当に悩む…。

感の鋭い息子。

薄々気付いてはいる。

そんな息子を今年も騙してやりたい。

…という思いが私は強い。

旦那から、

(今年の防寒靴我慢しても良いからあげて。)

とメールの返事がきた。

冷静に考えて、旦那はほとぼりが冷めた辺りに、

(やっぱり買って。)

と言うのが目に見えてるんだけど…。

ああ、三万くらいぽんと出せたら良いのに。

小さい私。



良い経験になった

今回の騒動は、私にとって凄く良い経験になったと思う。

もし私が癌だったら…

そう本気で考えた事が今まで無かったから、考えてしまう事がたくさんあった。

小学生くらいの女の子が横を通り過ぎた時、

(もしかしたら小学生になった娘を見れないんじゃ…)

と悲しくなったし、

まだまだ母親が必要であろう息子に悲しい思いをさせてしまうんじゃないかとか、

まだ若い旦那だから、私が居なくなってもすぐ新しい人を探せるだろうとか、

おバカな事を本気で考えてた。

私、実を言うと自分の保険って入って無くて、それは生活が厳しいからで、でももしここで自分が癌だとすれば、保険に入っていなければ多額の費用がかかってしまうなと思い、慌てて保険に入った。

二週間後の検査結果だったから、まだ診断を受けないうちに入ってしまえと急いで申し込んだ。

世の中には、自分がその立場に近づかないと理解出来ない事がたくさんあるんだなと気づいた。

この期間、子宮ガンの方のブログを読みあさった。

まさに、その立場にならないと理解出来ない世界だった。

もっと、病状が重い、命に関わる状態である人の事は正直理解は出来ないけど、気持ちに寄り添え涙する事があった。

どうしてガンなんてものが存在するんだろう…。






なんでもなかった

ガン検査は二つとも異常無かった。

とっ……っても嬉しかった!

ただ大癌の数値がレベル2で、レベル3から異常になるみたいだから、油断はできないのかもしれない。

年に一度のガン検診を勧められ、それで診察はおしまい。

結局不正出血の原因は分からないけど、先生が何も喋らなかったので、特に悪いものではないんだと思う。

心配事が無くなり一安心です。
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