ジーマの入居画大きいサイズ。
正体をガルグイユからメルトドラゴン(創作妖怪)に変更しました。
ガルグイユはあくまでモデル。実在というか有名な妖怪を其の儘使ってしまうといつか設定で行き詰まると思ったので。
啓「ここはドコなんだろな〜。コヤ先輩もいないし。代わりに違うコヤさんはいるけど……」
ベル「…コヤ?今コヤって言いましたよね?!コヤさんのお知り合いですか?!」
啓「わぁ飛んでる!うん、コヤ先輩は僕の先輩で優秀なパティシエなんだよ」
ベル「えっ?」
啓「えっ?」
啓「つまりココは妖怪さんのいる世界なんだねー。そういえばさっきコヤさんも言ってたような…。どうしよう僕人間なのに迷い込んじゃった」
ベル「あの…お兄さん脚透けてますよ…」
啓「えっ?あっ本当だ!わーい妖怪の仲間入りだーっ!…って帰れないじゃん!コヤ先輩助けてー!!絶対助けてくれないだろうけど!!」
啓「ねぇねぇベルちゃん、こっちのコヤ先輩ってどんな人?」
ベル「幽霊紳士さんですよ。一人ぼっちの私を連れ出してくれました」
啓「コヤ先輩もねぇ、色んなトコ盥回しにされた僕を最終的に受け入れてくれたんだよ」
ベル「……」
啓「……」
一拍置いて、二人して笑った。
ベル「コヤさんは、優しい人でした。よく頬っぺた抓られましたけど」
啓「そうだねぇー。うん、僕もよくパイ投げされるよ」
ベル「毒舌でちまちま苛めてくるし…」
啓「わかる!しかも敬語でさー。余計に怖いんだよね」
そんな所も、一緒。
いざという時に見えるスリットって良いよな…。ロベルタ姉さんにガーター履かせるの忘れた。