人間という仕事を与えられて どれくらいだ
相応しいだけの給料 貰った気は少しもしない
いつの間にかの思い違い 「仕事ではない」 解っていた
それもどうやら手遅れ 仕事でしかなくなっていた
悲しいんじゃなくて 疲れただけ
休みをください 誰に言うつもりだろう
奪われたのは何だ 奪い取ったのは何だ
繰り返して 少しずつ 忘れたんだろうか
汚れちゃったのはどっちだ 世界か自分の方か
いずれにせよ その瞳は 開けるべきなんだよ
それが全て 気が狂う程 まともな日常
腹を空かせた抜け殻 動かないで 餌を待って
誰か構ってくれないか 喋らないで 思っているだけ
人間という仕事をクビになって どれくらいだ
とりあえず汗流して 努力をしたつもりでいただけ
思い出したんだ 色んな事を
向き合えるかな 沢山の眩しさと
美しくなんかなくて 優しくも出来なくて
それでも呼吸が続く事は 許されるだろうか
その場しのぎで笑って 鏡の前で泣いて
当たり前だろう 隠してるから 気付かれないんだよ
夜と朝を なぞるだけの まともな日常
愛されたくて吠えて 愛されることに怯えて
逃げ込んだ檻 その隙間から引きずり出してやる
汚れたって受け止めろ 世界は自分のモンだ
構わないから その姿で 生きるべきなんだよ
それも全て 気が狂う程 まともな日常
与えられて クビになって どれくらいだ 何してんだ
望んだんだ 選んだんだ 「仕事ではない」 解っていた
胃が痛い
胃が痛い
胃が痛い
お昼からずっと胃が痛い
頭も痛い
気持ち悪い
抱きしめて
夜眠れない毎日
何も考えたくない
声が出ないのはなんだかようやく嬉しいときが来た気がしたんだ
何もしたくない
何も話したくない
また声が出なくならないかな