言い訳?
じゃないのだけども…
レス的な感じで読んでくださいな。
ごめんね、言い方が悪かったのかもしれない。
あたしは『運命』っていうのを、全て決まってる事だからって言ったじゃない?
別にね、諦めてるわけでもないし、希望を持ってないわけでもないの。
例えば、誰かと別れる事になった時、それは別れる運命だったんだと思う。
ただ別れるまでの過程で、必死になったり、どうにか繋ぎ止めようと頑張ったりする事もあるじゃない?
逆に、もういいやって簡単に手放す時もある。
葛藤だってする。
追いかけたいけど、もう傷つくのは嫌だとか、諦めたいけど、やっぱり手放したくないとか。
何かの分かれ道に立った時、どっちを選んでも、その選んだ事が運命なんだと思うの。
こんな自分を変えたいとか、こんな生活を変えたいとか、成長や未来のために自分から勇気を出して踏み出すのもそう。
辛い思いしたり、泣きながらでも、未来を切り開くのは、それがその瞬間新しい自分へ成長するための運命だって思いたい。
迷子になって、右を選ぶのも運命、左を選ぶのも運命。
想定内の出来事も運命、予想外の出来事もやっぱり運命。
敷かれたレールの上を歩いてるって言ったらそうなのかもしれないけど…。
でも自分が、自分の思うレールから背いたとしても、それもまた運命なのかと。
ただ、これはあたしの考えだし、共感してほしくて言ってるわけでもないから、あんまり気にとめないでね。
なんというか、悪い事とは思ってないの。
ほら、あたしはどんなに全力で考えて出した答えでも後悔する癖があるから。
あの時ああしておけば…って、何度後悔したか分からない。
でもね、時間は戻らないじゃない?
悔やんだって、やっぱり時間は過ぎてくから。
だけど後悔して、時が経った時、新しい人達に出会ったり、新しい世界に居たりするでしょ。
あの時あたしがあんな答えを出したから、今ここに居るんだよね。
後悔なんてしなくてもいいやって思ったの。
自分で真剣に悩んで、自分の中で最善の答えだと信じて決めた事なら─
悲しくても、寂しくても、辛くても、それは悔やむ事じゃない。
それはあたしが次へ進むために通らなきゃいけない道だったんだよ。
後悔を重ねてきたけど、得たものが無いかって言ったら、それは違う。
失うものだけだったかって言ったらそれは違う。
もし別の道を選んでたら、また別の人生になってたかもしれない。
もしかしたら今より幸せかもしれない。
ただ、別の道を選んでたら、今のあたしは別のあたしだし、今の気持ちや、今の友達、今の環境には恵まれてない。
今のあたしは、全て昔のあたしがあったから。
つまらなくなんてないよ。
目標が出来るもん。
この人とは一生関わっていきたいと願っているとしたら、きっと昔より今の方がその人を大事に出来る。
その人と一生仲良しでいられる運命でありたいと思うからこそ、その運命を自分の手で曲げるような事はしたくないのです。
そしたらいつも最善で居られる。
全力でやってもダメなら、それこそ『運命だった』と踏ん切りがつく。
まぁこれは、後悔しないためにあたしが勝手に思ってる事です。
散々後悔したあとに、別のところで幸せを感じる事もあるからさ。
だったら後悔しなくてもいいんじゃないかなって。自分が出したその答えがあったから、幸せに会えたんだもん。
もう自分が嫌になる時もあるし、生きるのがかったるい時もあるよ。
朝が来るのが憂鬱だったり、夜が更けるのが恐いときもある。
でもどうせ、あたしはあたしでしかないし、どうせ死ぬ事だって出来ないんだもん。
生きてたら朝も来るし、夜も更ける。
だったら楽しく生きたい。
幸せな運命だって信じたい。
幸せな運命に辿りつきたいなら、どんな時も全力でありたい。
まぁきっと途中で、力を抜きたい時もあるし、全力になれない時もある。
でもそれで中途半端に選んだ答えでも、人生は変わっていって、そこからまた新しい人生が始まる。
今起こる事は、全て将来の何かのために起こる事。
出会いも別れも何もかも。
例えば、たった一瞬の出会いが、いわゆる運命の出会いなんだとしたら─
過去に起こった全ての出来事が、その一瞬の出会いのために必要だった過去なんだと思う。
どこかで違う道を選んでたら、出会いはなかったかもしれない。
無駄な事なんて、きっと何もない。
ただ、傷つく事もある。
悲しい事もある。
辛い事もある。
それが癒えて笑えるようになるまで、どのくらい時間が掛かるかは分からない。
だけど、傷ついて悔やむなら、悲しくて悔やむなら、辛くて悔やむなら─
泣いても喚いても死にたくなっても、間違ってはなかったと思いたいんだよ。
戻れない時間や、やり直しのきかない出来事を、悔やむのは嫌なんだよ。
運命は切り開く事が出来る。
自分でいくらでも道は変えられる。
ただ、後から自分の人生を振り返って、通って来た道を見た時、その道を歩んでくる事は本当は最初から決まっていたんだと思うんだ。
だから勝手な事を言わせてもらえば、一生のパートナーや友達っていうのは、もしかしたらどの道を選んでも必ず巡り合うようになってるのかもしれないよね。
なーんて、こんなん考えてる暇があったら、ちゃんと地に足着けなさいってね。