PSP ダイヤの国のアリス Wonderful Mirror Would
昨日攻略上げ終えました、攻略記事はコチラになります。
ダイアリと同じく、主人公だけ弾かれて引っ越した設定です。
ハート・クローバーは鮮明で、ジョーカーは曖昧…と、同じですが、滞在してきた場所が異なります。
ダイアリはハートの城に滞在していたアリスですが、今回のダイミラは時計塔・クローバーの塔に滞在していた主人公です。
さて。
攻略主要メンバーは、ナイトメア、グレイ、ボリス、エース(恋愛は青年)、ユリウスです。
他ブラッド、エリオット、双子(子供固定)、ジェリコ、シドニーも恋愛?関係になれます。
けれどジョーカーさんは…キスが有っても、役割から行く末は決まっていますしね。
ダイミラがダイアリと異なる点は多々あります。
エースとナイトメアの年齢を見れば分かりますが、ダイアリより少し後の軸と考えるのが妥当です。
なので、グレイのナイトメアへの当たりが若干柔らかく、帽子屋メンバーは相変わらず忙しそうですが、ブラッドには余裕が出て多少は装えるみたいです。
ブラッドのスパイ発言が無いので、エリオットの当たりも柔らかくはありました。
それよりも、主人公の考え方がまるっきり違います。
「同じなのね」と同一視していましたが、ダイミラでは「違うんだわ」と区別を付けて、あるいは感じながら接していきます。
あと妙に前向きでアグレッシブです、友人で初めて会う訳ではないですからね。
キャラクター達の過去(根幹?)についても触れられています、ボリス以外。
ナイトメアが病院嫌いで夢に縁があった理由、グレイがナイトメアを殺せない理由、エースがユリウスに執着し役人になった理由、ユリウスの置かれている状況。
シドニーが役人になった経緯、クリスタが抱えていた孤独などなど。
白ウサギENDも有りますが、今回は居残りパターンで発生するので不憫さはあるものの、酷薄ではなく感動しました。
今回の最重要キャラは、エースですね。
役割を持っていないダイヤのエースがいるのに、騎士で役人のエースが居る訳。
「役人」という存在の末路、交代条件、「役割」確定条件。
ダイアリで予測できたであろう彼の…出生…?出自?役人になるまで?を知ることになり。
加えて、ユリウスとの出会いから現在までを見られます、無論青年エースのです。
エースがあそこまで狂うほどの何があったのか、どうしてクローバーでは不安定だったのか。
彼はユリウスにどう接し、役人になってユリウスをどうしたかったのか。
エースの立場と悩みを分かっているユリウスと、その優しさと。
エースはユリウスのネタバレで、ユリウスはエースのネタバレです。
エースルートの情報量が多いので、ユリウスを先にプレイし、ユリウスの立場を理解してからエースと照らし合わせるのも良し。
エースを先にプレイして、ユリウスの優しさと、エースの行動に納得するも良しです。
駅メンバーはナイトメアのお陰で楽しめ、和めるシナリオですので、誰かは最後に残しておくと良いかもしれません。
ダイヤの国に来て、同じ人と仲良くすることで罪悪感を抱いても同一視はせず、違う人と捉え。
元の国も忘れない。その上で、ダイヤの国に馴染んでゆく。
シナリオは★★★★★です。
普段使わない単語や漢字、言い回しがあったので文章的にも面白かったです。
ただ、エースルートの文章とCGの色ずれには萎えますが。
星4.8です。
ダイアリプレイしてなくても、こちらから初めても問題なく進められると思います。
ダイミラならば、シリーズ未プレイ者の方にもオススメは出来るでしょう。
ダイミラが結構な根幹に触れているので、プレイしてからハトアリ・クロアリ・ジョカアリ・アニアリをプレイし直すと、面白いと思いますよ。
でなくとも、新装版ハトアリが出るので、違う見方が出来てきっとそちらを楽しめると思います。
しかし実際問題、エースの立場だったらと思うとぞっとしないですね。
「違う」と言いながら「同じ」だとも理解していて、自分で自分の首を絞めています。
今作の主人公はエースの選んだ答えは選ばないそうですが。
…選んでしまう弱さと横暴さは、私にも無くはないので複雑な心持ちです。
エースがこの先どうなるのか、気になりますね。
あと、どのアリスから次国へ繋げるのかが気になるところです。
思うのですが、最終的にアリスは監獄行きか、処刑されるか、役人になる…じゃないですか?
何をもって幸せと言うかは難しいところですが、幸せな結末を迎えられるといいですね。
最後に、豪華版特典についてですね。
まずはドラマCD。
グレイが組織から呼び出されて不在中、サボリ中のナイトメア。
ボリスが面白い遊びがあると言うので、ジオラマ室に入れることに。
遊びに来た双子も一緒にジオラマ室へ行き、ボリスがジオラマと扉を繋げてそこで三人で遊びます。
無人のダイヤの国で遊び放題、行き先は美術館とダイヤの城でした。
うーん…面白味に欠ける様な。
ナイトメアがあたふたしてるのを楽しむ感じですかね。
ギャグ要素が少ないのが残念でした、あとキャストコメントも無かったです。
冊子の方は、描きおろしイラストは勿論、原画担当藤丸豆ノ介 さんのエース漫画、七里慧さんのボリス漫画、小説は白川紗奈さんのユリウスと、もとなさんのグレイです。
ラフ画は、コーカス・ゲームの服装なんですがブラッドとユリウスが新鮮です。
短い服装のユリウスに、ブラッドはガータ(ry、ブラッドについてはラフの方が格好いいです、変なのがブラッドクオリティだと納得ですがね。
エース漫画は感慨深いです。
本編の小さいエースとは恋愛にはならないので、新鮮でしたね。
それに、ダイヤの国のユリウスと、エースが接触しますからね。
ユリウスの優しさにもグッときましたが、ラストのアリスの想いも納得の美しい話でした。
グレイ小説が!
とっても良かったです!
恋人になった後のお話なんですけれど、ネガティブアリスが帰って来た感じで。
恋愛にうじうじしているところに、グレイは何やら怪しい本を読んでいて…結局ナイトメアにバラされてしまうのが面白いです。
そして動物園デート!
ほっこりしました〜
Web企画は、もしも漫画(ナイトメアとクリスタと一緒にコーカス・ゲームに出場)とPC用壁紙4枚(ユリウス&エース&アリス、グレイ&アリス、ボリス&アリス、ナイトメア&アリス)です。
個人的にちょっと拍子抜けです。
背景変えられないノーパソなんで、壁紙使えないという( p_q)
スマホじゃあダウンロードできないので、PCで編集して壁紙に使いますかねー…面倒なので気が向いたら。
ああ、ちなみに予約特典CDの方はですね。
ジェリコが購入したクリスタルのフェニックス像を誰かが壊したと。
そこにエースの髪らしき物が落ちていて、目撃証言もあって、ユリウスは頭を抱えます。
しかし、エースにはアリバイがあり、三人で犯人探しへと乗り出します…が、見つかったのはテントの繊維で疑いは再浮上。
まあ結局、直らないかも知れないほど破損していたフェニックス像が修復したので良いかってことになり、おしまいです。
というところで、終わっておきますかね。
ではまた。