あけましておめでとうございます。

正月休みに読んだので感想をば。

友人以上恋人未満なアリスとグレイのお話です。

クローバーに続き、ユリウスに執着するアリスは勿論なのですが。

相手がここにいるからか、グレイに余裕があるんですね。

そんな中で、ブラッドから送られる月見の招待状。

月見ウサギやら、美術館も顕在で。

しかし、グレイのトカゲは実体化しないんですよねえ、それが残念でした。

が、トカゲを触ったりはありましたね。


キャラクターは総出です。

帽子屋ファミリーは月見、ゴーランドは…帽子屋屋敷で遭遇し、エースはグレイの行きつけのバーで。

ビバルディとペーターには、雪祭りの招待状を渡しに行って会い、ピアスとボリスにはサーカスで。

ジョーカーさんは、また可哀想な役回りでしたね。

ブラッドが優しく図々しく、けれどやっぱり優しい感じが出ていて良かったです。

ダイアリをプレイしてからだと深読みできてしまいますがね。

考え方が違うだけで、彼もアリスの身を案じている。

ブラッドが良い味出してますよ〜


監獄で姉に会うのが通例ですが、美術館なんですねえ。

そこに助けに来るのはグレイです。

優しくて甘くて、けれど貪欲な面も備えている。


しかし相変わらずグレイはスマートで。

場をわきまえて空気を…読めていないこともありはしますが、生真面目で控え目、気遣いを忘れない紳士でして。

やっぱり大人なグレイは格好いい……まあ、若い頃はあれで美味しいですが。

はい〜


次の引っ越しで分かたれても、思い出になって、そのうち薄れ忘れることの無いように。

その前にグレイに閉じ込められればいいですね。

閉じ込めると言えば、ブラッドのコレクションですよ。

紅茶のコレクションと、大切な思い出を閉じ込めた絵画の対比に感心しました。

今回もまとまり感が素晴らしかったです。

さて、時間があれば次の作品へ……と、この前の双子の感想を上げていないですねえ、ああどうしましょう。

ではまた〜(*´∀`)ノ