カヤックさんが生んだ、モバゲーゲームの書籍化です。

カヤックさんが、こんなに頭角を表すとは思っていませんでした。

執事メールサービスがなくなってからは、退会してしまいましたしね。

あぁ、でもミクシィにはまだ健在ですよ『キミの執事』というメールサービスではない別物として。


話が逸れましたが、こちらの書籍の内容は現在モバゲーで配信中のゲームが原作です。

『英雄になりたい!』をもとに『英雄になりたい!2』までの空白の100年間の出来事の一部です。

残念ながら『英雄になりたい!』、いわゆる『無印』と呼ばれているゲームは3月いっぱいでお終いです。

しかし、別の戦い方の『英雄になりたい!2』は、今からが本番です!

参戦し、自分の手で物語を進めてゲームの歴史を作りましょう!

あぁ、グリーにある『英雄になりたい!ゼロ』は、『2』の200年前のお話になりますので。

0、無印、2という順番になります。

小説では一切触れられていませんよ、オフィーリアとガンタタの名前が出てくるくらいで。

0もまだ歴史を作ってる最中ですもんね。


やや、肥大化かつ大袈裟かつ臭くなっているものの、言い回しは分かり易くて良いんではないでしょうか。

アルケインの葡萄畑への執着心、リリアーヌの行方や、ネフィリムが魔界門を開くに至った経緯。

マギアの軍勢の侵略意図、アキレスの統率力や、実験から解放されたレオニールの勇士。

オモイカネのプログラムミス、ラインハルトの愛情、グスタフの腰具合、メリーメリーの年増、ライブラの眼鏡コレクション。

レオとアニエスとフェルトの関係などなど。


とにかく全部の根元がフェルトなんですけどね。

一石三鳥で、魔界門なんて開くからマギアに被害が及び。

葡萄畑が消失してアルケインは使い物にならないしで、苦戦する訳ですよ。

不死者は必要です。

…あれ?
なんだか愚痴になってますね。

とにかく、こちらの書籍は英雄の中の英雄レオニール主体のお話です。

英雄王アキレス、軍師ライブラ、騎士としてアキレスの剣で在り続けたレオニール。

ほとんどに関わる最凶の魔女、フェルト。

買って損はないかと思いますが、ゲームをしていないと少し人間関係が分かりづらいかと思います。

シスターマフィン
グスタフ
マサムネ
グンダリ

登場しない場合も、どうか落ち込みなさらずに。


以下ネタバレには、最終にあるフェルトの秘密のパズルヒントを置いて置きます。


[ネタバレ]