久しぶりにハトアリ本です。
歪んでますね、歪んでます。
滞在地が城なところから、ドロドロです。
捕らわれのアリス。
ゲーム本編よりも苦いです。
騎士にキスされるシーンはカットして欲しかったですよ。
基本的にエースが好きじゃないので ←
あぁああああ、許せないぜぇええ…とか考えてみると…
エリオットも結構悲惨でしたね、ゲーム本編はペーターとのキスが…
こほん。
それでなくてももどかしいのに、滞在地が違うせいで余計にもやもやします。
ペーターとエースが協力してアリスを助けるシーンは良かったですが。
うーむ、苦いだけに最後はすんなりとくっつきます。
「結婚するくらいなら死んでやる」のエピソードが無かった訳ですし。
美妙…でしたね。
あくまで個人的にですが。
…思っていたよりナイトメアが格好良くて、いやぁ驚きました。
そして想像以上に面白いことが起きました、ピアスのせいで。
てな訳で、領主ともなれば滞在地は当然クローバーの塔です。
結婚話を勧めるグレイお母さんはゲーム同様、優しくて感動します。
ピアスルートがちらほら折り込まれ?薬を飲んでしまったアリスを待ち受ける困難。
手乗りアリスはキッチリ、城と帽子屋屋敷へ連れ去られる訳です。
あぁ、面白かった。
ピアスvsエース。
エースvsペーター
傍観する女王様。
連れ去る双子
驚くウサギ
ブラッドvsナイトメア
ブラッドもナイトメアに考えを読ませないんですよね、さすがボス。
ナイトメアには助けられてばかりな話でした。
ミニサイズ然り、ドア然り、白昼夢然り。
心を読める夢魔さんは、存外に虚を突いてきましたね。
アリスを見守り、優しくそして鋭く言葉を掛ける。
駄々っ子な面と、大人な面のギャップが酷いです。
そして心に響くナイトメアの名言たち。
「君がどこに行こうとしても、必ず今のように迎えに行く」
「忘れていいんだよ。大切なこともそうでないことも」
不覚にも、涙が溢れてしまいました。
ヘタレ夢魔なのに ←
花束とか、そういった改めての求婚はありませんでしたが。
約束だけで充分です。
守ってくれる、そして守りたい彼に胸がいっぱいになりました。
買って良かった!
ナイトメアのお話は、相変わらず奥が深いです。
そしてその、ひととなり故に面白くもあります。
素晴らしい世界観を堪能できました!
ジョカアリは未プレイなので(値段が高すぎて買えない)、講談社文庫もここまでです。
が、一迅社文庫の方も購入しておりますので、そちらの感想もあげます。
とは言え、次に読むのはハトアリですけど。
時計仕掛けの騎士は、前に読みましたので…感想をあげ忘れていたんですが。
まぁそれは放置と言うことで ←
ブラッドの話です。
ブラッド、好きですブラッド。