偽書

昨日馬鹿みたいに泣いた。
覚悟を決めた筈だったのに簡単に揺らいで不安定になって、誰にも会いたくなくて。だけど身を按じてメールしてくれたのか、友人二人と矢尾くんからあった。
こんな事なかった、一度だって。


基本的に甘えることを忘れきっている私は自業自得ながらいつだって我慢して、時には手首を切り裂いて、後になってから笑って話すタイプだ。
だってそっちのが気楽。
心配されるのが嫌だから。もちろん普通の心配なら申し訳なさを感じつつも有り難みを感じるけど…切らないか、とか。自分がされたら嫌だからと言う理由で構われるのが一番、嫌。
私は誰かの為に生きたくない。そこまでして、自ら無茶な選択して生きれるような器じゃない。弱さであり、時に強い。自分の中では良くわかってる。


だからこそ素直に嬉しかった。
自分の為でもあるだろうけど、事前に応援メールが来てたから他とは違う何かを感じた。
無意味に流されてた涙もいつの間にか嬉し涙に変わって、『居ても良い居場所』がよくわかった。
喧嘩したけどね。←


素直じゃないが故に、我慢するが故に後から我が儘になる。矢尾くんはそう言って『自分ばっか辛い辛い言ってんじゃねえ。あたまくる』って言ってた。
もちろん悲劇のヒロインにはなれる要素も性格柄ないので『あー確かに頭くるな』と納得した。こんくらいじゃ泣かないけど怒られるって言う恐怖は昔より大分和らいで、しかも異性と口喧嘩したことで私は、怒りと言う感情をぶつける事も出来た。
信頼出来るからこそかも。


まあ、自分がどう言う人間か良くわかった。生温い自傷的な優しさ、それさえも一瞬に裏切るように突き放す冷たい氷。
どちらにしろ、後悔も自分が傷付くのも同じ。何が足らないか。





自分を見せる勇気だと思う。
正反対でどちらも私である中途半端で理解しがたい性格を。


一番難しいったらありゃしない

捨てる勇気を、
見放す勇気を、
それでも己のまま歩く勇気を。


恐らく、今日。私の精神は崩壊するかもしれない。あくまで『かも』だけど。
昨日も昨日で苛立ちが朝から酷く、私が気付く前の事をわざわざ私に伝えてやらせようとするその根性に苛立って、『引き取らなきゃ良かった』そんな言葉に頼んだ覚えなんかねえんだよと悔しくて包丁を振り回しそうになった程。
我慢出来ずに怒鳴ってしまった。


その声で、本気で私が憎んでいると知らされた。何処から出たのかわからない声を張り上げて…悔しそうに憎そうに。

私は家族が嫌い。
腐った根性も自分を求めるが故の身勝手で理不尽な意味に、昔から私は嫌悪してたんだ。



弱気になるな。
諦めるんじゃない。
今自分に怒りが込み上げる。


家族が好きじゃないのが何。
憎んでいるのがなんだ。
それだけのことで私は私を見失うなら、無意味な理性など持つな。
いいか、傷のなめあいじゃない。
これは決闘だ。

自分をぶち壊せ。












矢尾くんと言い合いしたとき。
私は他人に向けた怒りを知った。
食い下がらない姿勢は、意志は、互いにあった。だけど私がそんな風になったのをみせれたのも矢尾くんだけだと気付く。
出来るんだ、きっと。



諦めるには理由が足りない。
悩むには足りない十分な理由。


今は信じた場所に行くだけ。
この世界で生きるつもりなんて最初からないならそれでいい。

それだけで十分なんだ。



……負けない。

不覚にも昨日の夜中から発熱して身体ががくがく震えました。せしてそんな中、しかも雨が降る朝に自転車こいで

実家へ。


帰宅したら普通に悪化してるのね。ただでさえ風邪で体力ないのに自転車なんか乗ったから軽い発作おこしたよ。面白いくらい身体が震える。あばばば。
何言われても頭んなかはいんないし、引かれそうになること二回。いくんじゃ無かったと思った。


引かれそうと思いながらも死にたいする恐怖とか全くない。死ねるなら好都合くらいのレベルでしか頭動かないからめちゃんこ危険人物。矢尾さまに言ったら怒られちまうなあ。もちろん言ったりしないけど。



酷い奴だよ、わたし。
いなくなったら困るって知ってるのにいなくなろうとするし、自分の感情に制御がかからない時はいつだって言葉一つ一つに噛み付く。自分の邪魔をするのは例え矢尾くんでも許さないだろう。



…

熱のおかげで思考が鈍るな…。

昨日と言うか今日の深夜。
自分の過去を暴露してみました。

事の発端は
あるｶｯﾌﾟﾙの互いに対する疑い。
男の方は過去に少し触れてたので
片足こちらに浸ってるのは
よくわかってました。
女の方はよくある元気な子で
一見こちら側を知らないと
思われそうなくらいな子。


まあ体中浸ってる私には
違和感ありありでしたけど。


だから本質を引っ張り出そうと
かまかけてみました。


一般的な女は自分がイジメや
リスカした、していたなどの話を
惨めなどと認識していて
自ら言ったりしない。
家庭環境が酷い場合もまさり。そうなるとこちら側から
話してみると仲間意識かなんかで
ボロボロ話し出します。
まあ私は悪用する気はないので
別にかまわないんですけど。


助言、と言うか
捉えられた意味は説教だろうけど
してみたら終始凹んでました。

まあ頑張ってくれやって話。


私は自分の過去を惨めだと
自ら自分を殺すような思い方を
しなかったりします。
それさえどうでもいいので。
だから過去も言えます。
中には可哀相だなんて言う輩も
いるんですけど、何が？と言う。
それを生きてきたのは私自身で
別に貴方じゃないでしょうって話

感想としての可哀相だなんて
悲劇のヒロインくらいしか
喜んだりしませんよ。


しかしまあ…
懐かれそうな予感がする…。

『いつりは変わった性格』


精神的に大人、我慢強い
精神的に強いけど弱い、優しい
冷めてる、勝ち気、我が道を行く
めんどくさがり、気分屋…


色々言われ
結果的に他方面から言われる
変わった性格って言葉。
自覚しつつも明確なものでは
なくてただあっそうと言う
どうでもいいと言った感じで
しかしよくよく考えてみれば
私の性格を語る人たちに
興味がないからだと気づいた。


何故なら私と言う殆どは
顔見知りに偽りを出してるから。
性格、表情、言動、言い方…
人によって全て変えられ、
正反対の対応をしている人間が
もし同じ場にいたら
困惑するであろうくらいに。



だからこそ
私自身についての話には
全く興味がない。

偽りの私なんて興味ない。


だが反対にこのブログ。

此処は友人もいない場所。
言わば自分のままでいれる。
気を使う事無く書かれた
そんな言葉の羅列に
コメントやら、更新通知やら
そうやってくれる人たちに
興味が湧きます。

だってまさに『変わった私』を
見てくださってるんですから。


普段ぶらぶらとして発見した
好みのブログがあっても
知らぬ間に冷めてます。
ブクマしてんのさえ忘れる。



もちろんそれでも
此処の私は変わりません。
冷めてる、それは確かにそう。
しかし言うならば
これは傍観者に一番近い。


リアルでは出ないから冷めてる
って言われるんだろうな。



…なんて思った。