伊鞠さまから頂きました!!
しかし自重しない
BL突っ走ってますので苦手な方はBACK!!!軽くR15くらいです(雰囲気が)。
とりあえずおまえらイチャイチャしろ
オリキャラ夫婦に色々なシチュエーションでいちゃついて貰うバトンです。
妄想して、イラストや小説で表現してみてください。
↓配役を決めてください。
旦那=ザリウス
嫁=ザフィ
●嫁が上から降ってきた
「…っと。何をしている?」
森の木陰で昼寝でもしようと足を進めていたら、いきなり頭上から男が降ってきた。
ザザザザ、と木々の枝の隙間を抜けて落ちてきたその体を咄嗟に受け止めて、ザリウスは呆れたように笑った。
「……っ、前方不注意による事故だ」
腕の中で眉を潜める赤毛の男はどうやら、空を翔ける同胞と衝突しそうになり、バランスを崩したらしい。
木々の隙間から、桃色の長いウェーブの髪を風に遊ばせた女性が、悪い、と謝る仕草をしているのが伺えた。
「葉くずがついてるぞ」
「…うるさい」
髪に触れれば、ほんのりと頬を朱に染める。そんな様子にまたひとつ、笑みを零した。
(――お前に見とれて事故を起こしたなんて、絶対に言ってやるものか)
●ラッキースケベ状態
「うわ、何して…ッ、!」
「馬鹿か。おとなしくしていろ」
おとなしくなんてしていられるか。
そう言おうとした言葉は、ザリウスの手の動きに遮られる。
「……っ」
突然降り出した雨にうたれて、窓から自室に戻ったのがつい先程。濡れた衣服も翼も重く、早く拭いてしまおうと思って顔をあげると、そこにザリウスがいた。
少し驚いたような表情を見せたあと、彼はこちらが驚くべき行動に出たのである。
「ちょ、待て……っ、ザリ、ウス!」
「濡れたままじゃ風邪を引くぞ」
「そうじゃ、な……っ、うあッ!」
濡れた衣服を剥ぎ取る彼は、物凄く楽しそうな笑顔をしている。
脱がすと同時にわざと脇腹や腹筋をなぞる手の感触に、体が熱を持ち始めるのがわかった。
「温めてやろうか?」
(――答えなんて、わかっているくせに)
●嫁が眠たそう
「……おい」
話をしている途中から、瞼が重いようだった。分かっていながらも、自分の理性が働かずベッドに押し倒したというのに、彼――ザフィは、少し慌てるような仕草を見せた数秒後、とさりと体重をベッドに預けてしまった。
声をかければ、ぴくりと方眉が動いたが、それきりだ。
「―仕方ない、な」
自分と違って真面目なこの男は、少々無理をし過ぎるきらいがあるのだ。
どうせ、昨晩もろくに寝ていないのだろう。
前髪をわけてキスを落とし、隣に横になる。
今日はこれで諦めてやろう。ザリウスはそのまま瞼を落とした。
●どちらかが絶体絶命
「無理するんじゃないと、何度言えば分かるんだ…!」
傷だらけの彼を背中に庇い、敵を見据えた。
浅い息を繰り返すザフィの様子に、じわじわと怒りが込み上げてくる。
「この体に傷を付けていいのは、俺だけだ」
●髪をいじって遊ぶ
「あ、こら!」
纏めていた髪紐が奪われ、赤い髪が肩に落ちる。腰あたりまであるそれを、邪魔になるからとひとつに纏めているというのに。
「ザリウス、いきなりどうしたんだ」
問えば、彼は紅の瞳を細めて笑う。
髪の一房を手にとり、口付けた。
「この方が艶めかしいだろう?」
●旦那が手を繋ぎたいようだ
「? 何だ?」
差し出された手の意味が分からない。
隣を歩いていたと思えば突然立ち止まって、どうしたのかと振り返る俺に向けて満面の笑みで手を伸ばしている。
意味を掴みかねていると、手を出せ、と言われた。
握られた手。ただ手を繋いでいるだけなのに妙に気恥ずかしいのは、ここが誰でも通る可能性のある渡り廊下だからだろうか。
耳を赤く染めたザフィに、満足そうに笑ってみせる。
(この温もりを忘れるな)
●好きにいちゃついてください
「ちょ、離せッ!」
「何を今更」
背中から抱きしめて、首筋に口付けを落として。
さらりと流れる赤い長髪を手で遊びつつ、耳を軽く噛んでみる。びくりと体を揺らして反応を返す彼が愛しくて、そのまま床に組み敷いた。
以下、省略(笑)
ありがとうございました。
●次に回すのは?
興味のある方どうぞ!