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ロマンチストにエゴイスト

この土日、あたしのことを気に入ってる上司から電話がかかってきた。仕方ないけど、あの子といる時に折り返すのは申し訳なさを感じながらトイレで用件を聞き、メモを執る。念押しされながら何度も配属場所への行き方を説明される。親切なのはいいけど、そんなに言われなくても調べればそれくらいわかるのにと思いながら何度目かわからない説明を聞いて、月曜日に改札でと言われた。彼にそのことを話していたら、なぜ改札で待ち合わせするんだと拗ねてしまう。それは、あたしにもわからない次第で勝手に向こうが決めたからなんとも言えない。昔もこういうのが鬱陶しかったのを思い出す。だいじょうぶ、今はあなたがいるからと口にはできなかったけど抱きしめられる彼の腕の中で何度か唱えた。

きょう、アニメやドラマを消化していたら電話が来ていた。変更かなと折り返す。お休みのところごめんねと前置きを言い、予定の変更を説明される。仕方ないけど、できれば電話はしないでほしいものだ。彼に心配かけるし、あたし自身も疲れる。また雇ってもらう身だから贅沢は言えないけど、以前も電話が多かったのを思い出す。ぽろぽろと散らばる記憶のピースがひとつずつ嵌め込まれる度、失われていた記憶に嫌悪感を抱き、くらりとする。

好意とは行きすぎるとただの悪意にしか感じられない。どこにいても、おじさんウケだけはいい。それが、いいのか悪いのかわからない。友人になにもしちゃだめだよと言われる。もちろん、なにもするつもりはない。向こうだって、さすがになにもしてこないだろうし。男と女だけど学生ではないし、成人し向こうは40過ぎ。あたしが受け入れない限り、上司はあたしに近づくことはできないと思う。

変な男に好かれやすい。特に、奥手で恋はしばらく、してないようなひとたちを本気にさせ、積極的にさせてしまう。勘違いさせたり、思わせ振りな態度を取ったりしてるつもりはないが、あちらかするとただのやさしささえも好意を抱くきっかけになってしまうのだ。それゆえに女には嫌われる。ほんと、面倒くさい体質。

明日から仕事開始。がんばります。
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