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曖昧な距離

初詣行って、ぶらぶらして、ファミレス行って、ショッピングセンターでおしゃべり。ただ、ひらすらに話していた。ハチクロ好きな男の子。互いの恋愛観とか仕事とか色々とね。

あたしもあの子の話をしたら、彼も好きな子の話をした。なんかなあ、こういう時って微妙な気持ちになるね。淋しいような嫉妬のような。この人とどうこうなりたいことはないけど、つき合ったりしたい子がいるんだとか、それは、あたしじゃないんだとかね。まあ、あたしが言えることではないけど。

だけど、彼は言う。あたしとの距離を縮めたら、離れてしまう確率が高まるから嫌だ、と。それは、どうなんだろう。意図的にあたしをすきにならないようにしているんだと思う。そうしないと自分がつらくなるから。こうやって、たまに会って、話せる関係がすきなんだと思う。だけど、きっと、今の恋が叶ったって彼は、あたしと会うと思う。付き合ったことを隠すかもしれないなあ。

彼に、あの子と横浜へ行ったと言ったら、俺と行ったばかりじゃんと言われて、罪悪感。できれば、あたしも同じ場所には行きたくなかったんだけど、とは言い訳しといた。

別れ際、改札口で指を絡ませられる。また、近い内に会おうと言う。多分、嘘だろうなと思いながら、うん、と言った。がんばってね、大丈夫よ、と言えば、ありがとう、応援しててと言われた。なかなか離れない手。さみしくなった。次は、あるのだろうか。虚しくなりながら、電車に乗った。
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