新年だ!
2014年もよろしくね。
私が写真を撮ろうと、撮るに至った経緯はなんだったのであろうか。
ふとそんなことを考えて。
一番最初は、大学の軽音部で先輩に「写真係りね」と渡された、彼女のデジカメだったのかもしれない。
もしかすると、それよりも前。
小学生の頃に、運動会で「撮りたい」と思った、走っている姿なのかもしれない。
ずっと、父も祖父も一眼を持っていて、写してもらうときに「撮りたい」と思っていたからかもしれない。
色々な動機はあったけれど、一番は悲岸の活動休止ライブだ。
軽音部の写真を撮るために、数台デジカメを壊した。
シャッタースピードが遅い。
しかも明るさが足りない。
距離もたりない。
「デジ一、買っちゃった」
そんな矢先の出来事だった。
大好きなバンドが、いつ戻ってくるかわからない。
二回目の企画にしてインフィニティのついた企画名。
「今、撮らなきゃ…!」
色んな葛藤の末、ドラムのアキさんに連絡したんだよなあ。
結局撮れなかったんだけどね。
次はぜひ!って。
私が今こうして更新しているライブ写真たち。
ほかのカメラマンさんたちより、掲載数が桁違いに多い。
なぜこんなにアップする必要性があるのだよ?って。
一番は、「ライブがそのバンドにとって、一つの作品であると考えている」からだったりする。
一つ一つの、瞬間のピースを写し撮る感覚。
つい連写するのも、「この曲だ!」って、少しでもわかるように。
「このステップって、あの曲の入りだよね」そんな風にわかるように。
私の本業はライターであって。
でも文章だけでなんて、完璧にバンドを伝えることはできなくて。
その横に、写真を置いたなら、もっとそのバンドのことが伝わるんじゃないかなって。
色んな雰囲気をもつバンドがいる。
やっかましいバンド、かっこいいバンド、静かなバンド、サディスティックなバンド、海のようなバンド、太陽みたいなバンド…
あげたらキリがない。
そんな、色んなバンドを、より伝えたいから、「もっと伝わる写真が撮りたい」と思って、ライブで写真を撮る。
色んな更新は遅いけれど、それでも文章と共に写真を掲載する。
いいよっていわれたら、音源も一緒に。
段々、「よりバンドを伝えられる」ようになると思うんだよね。
色んなピースを組み合わせて。
私ができる「表現する」ということを、目一杯に使えば、持っと伝えられると思うんだよね。
去年はそれがホントに、亀よりも遅かったから、今年はそれがもっとスムーズにできるようにしていきたい。
「いつまでも、いると思うな親とバンド」
そんな気分にもなるね…
去年携わらせて戴いたバンドさんたち、ありがとうございます。
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。
突然、知識もないのにカメラ持って、「撮らせて下さいお願いします!」と、言って、快く了承して下さった某バンドさんには、本当に頭が上がりませぬ。
色々なことを教えて下さって、それがあるから今があります。
一年間、色々なバンドさんを撮って、色々なカメラマンさんと出会って、カメラのことも勉強して。
初めて撮ったときよりも、成長しているなあって思える今が嬉しい。