「HOME」にいるはずなのに、ここは「away」だ。

実家にいて「家族」と暮らしてるのにこの気持ちはなんだろう。

ここは自分にとって「HOME」なんだろうか…?

居場所などどこにもない。

内にも外にも。

だからすがるしかなかった。

音楽に。Aqua Timezに。



逃げたくても逃げられない現実から逃げたくて、助けを求めた先は、誰の下でもなく、Aqua Timezという音楽だった。

思い出すと疼く傷だってあるけど、太志さんの書く曲に、あの優しく包みこんでくれるような声に溶けて、コーヒーにミルクをこぼしたみたいに柔らかく交ざり合って、心の苦しかった黒い部分がすうーっと苦しくなくなる。


音楽だけは、傍にいてくれた。

どんな時だって。


だから、やっぱり自分にとってAqua Timezは特別。

きっとこれからもずっと。

重すぎて、あまり人には言えないけど、自分にとってAqua Timezはそのくらい大切な存在。